モンゴルだるま@草原の我が家で新年(戌年)を迎えました。
2009年に家畜を飼い始めてから、初めて、同じ場所で越冬しています。
そして、今後、ここを拠点としたいなぁという気持ちをこめて、裏山の小さな頂点のケルンをオボーとしてお祀りするすることにしました。

夜明け前、男の人だけで山の頂上まで登り、お香を焚き、シャーマンに浄化してもらったお酒と生の牛乳で場を清めます。
それから、かがり火をたき、線香をたて、ダダラガ袋という商売繁盛・家庭円満・満願成就を祈願して、穀類や飴やその他いろいろなものを集めて清めてもらった袋にいれておいた穀類と、アルツというお香を包んで結び目を作ったハダグという青い絹の布を飾り、石を積み、オボーに主を呼び込む・・・という感じ。
正式なのは、よくわからないのですが、場を清める時にやるのはこんな感じかなぁって。

私はクリスチャンで仏教のことはよくわからないし、そもそも、そんなに仏教については信心深いほうでもないので、とりあえず、土地の神様・精霊をお祀りする場所を作るということでいいんじゃないかなぁって。

 

ほんとに小さなオボーですが、これから、草原の我が家を見守ってくれる・・・と信じて、大事にしていきます。

 

*今回のオボーを祀るやり方は、モンゴル伝統のやり方でも、宗教的なやり方でもありません。
ただ、2回の厳しい冬を無事に家畜と一緒に越すことができたのも、この山があったおかげです。感謝の気持ちをこめて、場を清めるやり方として、いろんなシャーマンの方や、モンゴルでのODAプロジェクトの起工式でのお坊様たちのやる手順やその前の準備やオボー祭やモンゴル最北部でトナカイと共に暮らすタイガの民・ツァータンたちが場所を清める時にやっているやり方などを参考に、自分たちオリジナルでやりました。
モンゴル的なやり方じゃないじゃん!とかでたらめなやり方で悪霊下りてきたらどうするの、といったツッコミは「余計なお世話様です」と、華麗なスマッシュスルーを決めますのでご了解くださいませ。


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