モンゴルだるま@モンゴルでエコツアーオペレーター兼業遊牧民です。
さて、いよいよビトゥー(おおつごもりの夜でございます)

この日の夕飯は、自宅で食べること。
ボーズをたらふく食べること。
ボーズを蒸す前に大掃除を済ませておくこと。
喧嘩をしたり、泣いたり、酔っぱらって暴れたりしないこと。
家族でシャガイ(羊のくるぶしの骨)で遊ぶこと。
 

など、いろいろしきたりがあります。

今年は、ゴルドックの我が家のゲルで大晦日を迎えております。
お昼頃に、ウランバートルの我が家に、新しいケーブルテレビとインターネットモデムとIP電話を導入する工事を済ませました。
自宅アパートの掃除を済ませ、スッキリした気持ちで、さぁ出発だ。

ちょっとした渋滞を乗り越え、スーパーで買い出し。
3日分の食料とジュース、猫の餌を購入。

夕方、まだ寒くなる前にゴルドックの敷地に到着。
ですが、いつもは出迎えてくれるわんこたちがいません。
主不在中に、餌探しにどこかに行ってしまったのか?野犬狩りにあってしまったのか?と気が気ではなかったわけですが・・・


ゴルドックの敷地の大掃除をしていたら、帰ってきました。
久々の再会を喜び、餌をあげます。

なんといっても、明日からの干支・君が主役だ!
 

ボーズを食べる前に、ツァガンサル用のオルボーブ(ヘヴィーンボーブともいう)を飾り付けます。
若輩ものなので、3段。
 

明日から羊当番だし、あまり来客の予定もないので、簡単なものです。
牛のウブチューくらいは塩ゆでにして飾ろうか、という話もありましたが、それも省略。
元日は、草原の我が家のすぐ近くにある山の小さなオボーを祀ります。

ゴルドックもゲル住まいのため、めっちゃ寒くて、、、
ストーブは赤々と燃えているのに、わずか50㎝離れたところで吐く息は白い。

 



お茶を沸かそうと思ったら、ひしゃくの水が凍ってて、そのまま氷の蓋になってました。

1時間くらいして、ようやく羊の毛皮の外套を脱ぐことができました。

夕飯のボーズは8個くらいで満腹に。
ビトゥーというのは、「ふさぐ」という意味があります。
しっかり胃袋が満たされて、喉から出てきそうです。

在留邦人の皆さまは、サイハンビトゥーレーレイ。
他の国の方たちは、よい週末をお過ごしください。

ゴルドックの夜は平和に過ぎていきます。
明日は5時起きだ。

ガナー君は途中でストーブの火を足してくれるそうです。


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