ちかぽん@モンゴルよろずコーディネーター兼業遊牧民です。

友人でノンフィクション作家の西牟田靖君から、ウェブマガジンに掲載したよ、とリンク先が送られてきたので、私も紹介させていただきます。
「人気力士も常連。相撲女子&羊肉好きは巣鴨のモンゴル料理屋「シリンゴル」へ!

SEOをがっつり意識したタイトルのグルメ記事の中でちゃっかり「モンゴルだるま」と「モンゴルだるま牧場」も紹介されてます。

夏の間、放置状態だったブログですが、一応、超低空マイペース飛行で営業しておりました。

できる限り忙しく仕事したくない、のんびりリゾート気分で働きたい。
そんな感じで気に入った/この人はきっと私と相性が良い、と思った人しかアクセスできないようなマイナー路線営業だった2015年、夏。

不幸続きで残念な感じが似合う20年来の友人でノンフィクション作家の西牟田靖君が、激務の合間を縫って、突然、思いついたかのようにモンゴルを襲来してきたのが7月のはじめ。

学生時代というかかけだしライター時代から、西牟田君には「踏んだり蹴ったり」が似合うなぁっていうのが、私たちの間での印象でしたが、そんな彼も気がつけば、ベストセラー作家になってて、書店で著書が平積み売りされたり、ポップつけてもらえてたり・・・

人間、地道な努力が実を結ぶこともあるんだなと、ぼろくそに言っておきながらも、友として、わりと尊敬してたり、応援してたりもするんです。

西牟田君は踏んだり蹴ったりとか、普通の人が滅多に遭遇しないようなトラブルに巻き込まれるのが得意なのですが、それでも、プロの作家さんなので、遊びに来たような顔をしておきながら、ちゃっかりお金になる取材も兼ねていたりするのです。

マネタイズ、しっかりできててすごい。
ニッチな仕事を掴みとる、君は天才だ!!

ニッチな仕事、と思ったら、東京のフリーペーパー大手の「ホットペッパー」系列のウェブマガジンのお仕事でした。
記事はコチラ

ベストセラーも何度か出版したことがある西牟田君が取材しにきたのは「モンゴル料理」

本命は「日本で最初にオープンしたモンゴル料理屋さん」。
んでもって、うちに来たのは、ホンモノのモンゴル料理を食べに来た、という感じ。
なのに、迎えに来てくれるはずの車がこなくって、しかもドライバーのガナー君と連絡がつかず、仕方がないからウランバートル市内からバスを乗り継ぎ、やっとのことで白タク乗って、「草原の我が家」にたどり着いてみれば、懐かしのゲルで発見したのは、飲んだくれ親父が酔いつぶれてグダグダになっているという惨状・・・でグダグダ状態を見せつけるハメになってしまい、「あぁ、穴があったら入りたい」という情けない状態。
こんな状態でお客様を受け入れてしまったのは創業以来初めてのことだよ。もう泣きたい・・・

迷子になっていた馬(ビビリ―1号)が無事発見、捕獲されて戻ってきた、というお祝いの宴が前日催されていたようで、ゲルの片隅には私が可愛がってた羊の「ねぼすけ」くん(享年2歳2ヶ月)の生首が転がってました。

せっかく朝早くにウランバートル市内を出発したのに、たどり着けたのが昼下がり、という状況の中で、この情けない惨状からなんとか印象回復せねば、と、「ねぼすけ」くんの本体のほうを使って、一番簡単だけど、一番モンゴル料理っぽく、しかもうまい、塩茹で羊肉+根菜たっぷりの食べる具だくさんポトフ=チャナスンマハ Чанасан махを作っておもてなしをする私。

二日酔いでぐだぐだ状態の男どもがゾンビのように起き上がり・・・でも、がっつり食べるんだね、やっぱり。羊肉パワーで元気になる酔いつぶれ男たち・・・。やっぱ、モンゴル人のパワーの源は羊肉なのか、きっと西牟田君もそう思っていたに違いない。


記事のメインになっている「シリンゴル」は私も思い入れのある食事処です。

日本で最初のモンゴル料理屋「シリンゴル」は我が母校が当時あった巣鴨の片隅の半地下にありまして、学生時代の私たちも何かとお世話になっておりました。

中国の内モンゴル自治区出身のモンゴル人(本職は馬頭琴奏者)が調理と店内演奏を担当し、ひょろりと背の高いイケメン青年が店長さん(この方は日本人)で、モンゴル国内で食べている食事とはちょっと違って、野菜多めでおされな中華料理っぽさもあって日本人には食べやすいお店。

いやー、懐かしいなぁ。

人気力士も常連さん、という、キャッチーな感じで書いてるところに、さすがプロの作家さんのあざとさというかテクダが感じられました。

美味しそうな感じなんだけど、どうして、西牟田君の文章は、あんなにも一生懸命しつこく取材しているのに、怪しい印象が醸し出されるのだろうか?

私のこともちゃっかり紹介してくれてるのだけれど、なんか怪しすぎて、、、
そして、「連絡先」リンクしてくれてるのがいきなり、このブログから飛ばすためにある「お問合せフォーム」という・・・ブログにアクセスもってきてくれよ!

西牟田君の最新刊は、涙なみだの体験談と似たような境遇の人たちを取材したり、対策検討を重ねた実録「本で床は抜けるのか」です。


本で床は抜けるのか/西牟田 靖

¥1,728
Amazon.co.jp

ゲラ段階でも一時帰国中に食べ放題焼き肉店で読ませていただいたんですが、やはり、立派な単行本になっていると読みやすいです。
私もモンゴル留学から日本に戻ってきたときに500㎏弱もの書籍を蔵書としてもっていて、畳の床が傾き、実家を追い出された過去を持っているので、他人事とは思えません。
という経験を取材してる時に教えてあげればよかったな。

まだまだ絶賛発売中なので、本好きの方はぜひ、「本で床が抜けるのか」を読んでみてください。
蔵書を増やして、床抜けに近づくのは危険だ、と思うかたは、電子書籍版も出てるそうです。私は本が好きだけどね。


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