モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。
ここ2週間ほど、草原生活が長く、メールの送受信やブログ更新などが滞ってしまいました。
不在中に乗馬プログラム等へのお問合せをいただいた方への返信が遅くなってしまい、幸い、他のツアーエージェントに申し込んだとのことだったので、モンゴル行自体は成立したようでよかったな、と思いつつも、ご迷惑をおかけしてしまい、かつ信用を失ってしまったことが残念です。
集客活動や予約申し込み・お問合せ対応も、同行ガイドも手配も全て私独りでやっているため、物理的にネットがつながらない、あるいは旅行先となる地元との連絡がつながらないなどの情報インフラの脆弱さでお客様が離れてしまう、という事態は、今後、なんとか改善していきたいなぁ、とは思うのですが。
なんてしおらしい反省をしつつも、反面、こんなモヤモヤも抱えています。
私、自分がツアー会社、と言われる時に、ちょっとだけ抵抗感みたいなものがあって、ツアー商品を扱ってるんでしょ、格安のツアーありますか、と言われたときに、なんだかモヤモヤしてしまうのです。
ただ馬に乗りたいだけ、ただ遊牧民のところでホームステイしたいだけ、ただ格安でモンゴルを旅したいだけ、の目的がシンプルな方への対応が、なんとなく苦手なんだなって。
向いていないのかな、と考えちゃったり。
返事が遅い、というのは、ほんと、課題なんですよね。
ちゃっちゃと返信しなきゃ、と思いつつ、その方のモンゴルでの旅への想いを考えちゃったり、お客様に合わせた手配を考えたりしてグズグズしてしまう。
想像力が働かなかったり、心がざわざわして集中できないときは、焦っているときは特に、ついつい目の前のお客様やお仕事を優先してしまうのです。
これ、弱点といえば弱点なんだけど、目の前のお客様に全身全霊で集中しているから、お客様アテンド中は仕方ないか・・・って最近は割り切ってしまおうかなと。
去年までは、「自分が不在中の対応ができず、お客様がほかの会社/サービスを選んでしまう」ことに対して、「自分がいたらぬばかりに・・・」と落ち込んだり、反省したりしてました。
だけど、今年は、自分にできることって限られているし、逆に、これが我ら「草原の我が家」の個性なんだろうなと受け入れています。
なかなか連絡がつかない、具体的なことや細かいタイムスケジュールがわからない、どこにいるのかわからない(今回にいたっては、私もリトリートプログラム前日に自分のゲルを探しに車チャーターしてGPSもって行きました)・・・不確定要素だらけなのは不安ですよね。
でも、そういう不安要素だらけでも、全然不安な感じではなく、むしろ、そんな「未知の世界の未体験ゾーン」にワクワクしていただけるお客様なら、きっと私たちは、「モンゴルリアルライフ」のディ―プな気づきや感動を提供させていただけるな、と気づいたのです。
2週間近くウランバートルを留守にして夢中になってお仕事させていただいたのは、ドリームマップ普及協会の「モンゴルリトリート」でした。
朝ごはんのあと、草原で大自然の中にいる自分を感じながらの瞑想会があり、馬と一緒に走りながら学ぶサーバントリーダーシップがあり、「草原の我が家」のモンゴル人スタッフでもある遊牧民さん達との交流があり、モンゴルの食文化・食生活を体験していただき、そして、モンゴル在住の日本人やモンゴル人と一緒に作るドリームマップのワークショップ・・・
毎朝の「チェックイン」=今、ここにいる自分をどんな風に感じているか、今日一日をどんな風に過ごしたいか、など自分の心に浮かんだ言葉や感情を、同じ場所にいる仲間とシェアしあうために発表する、というのが、すごく素敵でした。
エコツーリズムでも大切にしている「ふりかえり」=今日一日の気づきや感じていること、学んだこと、感謝の気持ちなどをシェアすること。
こういう自分の「今・ここ」と向き合うための時間を作ることや、馬と一緒にいる時間をどう感じるか、などを意識するアプローチやワークなどを丁寧に行っていくことで、自分たちならではの旅の時間を濃密に、意味深いものとして大切にすることができるようになる。
観光ではなく、自分と向き合い、自分を解放し、自分にOKを出す・・・という自意識の解放と把握の時間をとることで、馬と過ごす時間もまたとても豊かになり、身体や気持ちや心・感情のバランスコントロールもしやすくなる。
まぁ、そんなことをしつつ、自然環境とか伝統的な遊牧生活の継承と工夫、地域経済の基盤向上なんかを意識しながら取り組んでいくのがエコツーリズムであり、エコツアープログラムなのです。
「草原の我が家」だから、モンゴルだるまのプロデュースやコーディネートだから得られる「宝物」な体験や旅時間。
リアルなモンゴルを知るには、ただ、旅の時間でモンゴルを経験する、というだけでなく、私がこれまで研究し、つきあってきたモンゴルとの時間や経験、知識、情報などをシェアさせていただくことも、付加価値としてとても濃密なサービスだと考えています。そんな重苦しく押し付ける気は全然ないけれど。
まぁ、そんなわけで。
何が言いたいのか?というと・・・
連絡がうまく取れないにせよ、私的には、受けた仕事は成立させるために、なんとかしてベストな手配をするように動く覚悟と準備がありますよ、ということです。
モンゴルでの様々で面倒くさいコーディネートにも対応してきた25年間という経験の蓄積を信用していただけたら光栄です。
ただ、興味本位で私に会ってみたい、私の話を聞いてみたい、私のゲル生活を見てみたい、というだけの方のために、無料で時間を調整する余裕が夏の間はないし、秋になり、冬になったとしても、無目的に無料でただおしゃべり時間を取る、とか無料で情報提供することを期待される、という方への対応は、大変恐縮ですが致しかねます。
いろいろ考えてみたら、お客様のアテンドがあってもなくても、意外と私にはやることがあり、準備しなければいけないことや、家畜の世話や今後のビジネス構想や越冬準備などで忙しいんですね。
今後は「モンゴルよろず相談屋」としてのサービスも料金体系を整理し、お客様からお金を頂戴しても抵抗感がないようなクオリティにしていきますので、「相談屋」業務のご利用をいただけたら嬉しいです。
今週末からも再び、連絡が取りづらい状況が続いてしまいます。
でも、9月4日から11日まで、20日から26日までの期間のツアー募集はまだ受け入れ可能です。
料金の目安はコチラをご参照くださいませ。
3名様からの料金で計算しているのですが、1名様でもご要望があれば、お見積りの上、対応させていただくことが可能です。
■お問い合わせ/お仕事のご依頼はコチラ■

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ここ2週間ほど、草原生活が長く、メールの送受信やブログ更新などが滞ってしまいました。
不在中に乗馬プログラム等へのお問合せをいただいた方への返信が遅くなってしまい、幸い、他のツアーエージェントに申し込んだとのことだったので、モンゴル行自体は成立したようでよかったな、と思いつつも、ご迷惑をおかけしてしまい、かつ信用を失ってしまったことが残念です。
集客活動や予約申し込み・お問合せ対応も、同行ガイドも手配も全て私独りでやっているため、物理的にネットがつながらない、あるいは旅行先となる地元との連絡がつながらないなどの情報インフラの脆弱さでお客様が離れてしまう、という事態は、今後、なんとか改善していきたいなぁ、とは思うのですが。
なんてしおらしい反省をしつつも、反面、こんなモヤモヤも抱えています。
私、自分がツアー会社、と言われる時に、ちょっとだけ抵抗感みたいなものがあって、ツアー商品を扱ってるんでしょ、格安のツアーありますか、と言われたときに、なんだかモヤモヤしてしまうのです。
ただ馬に乗りたいだけ、ただ遊牧民のところでホームステイしたいだけ、ただ格安でモンゴルを旅したいだけ、の目的がシンプルな方への対応が、なんとなく苦手なんだなって。
向いていないのかな、と考えちゃったり。
返事が遅い、というのは、ほんと、課題なんですよね。
ちゃっちゃと返信しなきゃ、と思いつつ、その方のモンゴルでの旅への想いを考えちゃったり、お客様に合わせた手配を考えたりしてグズグズしてしまう。
想像力が働かなかったり、心がざわざわして集中できないときは、焦っているときは特に、ついつい目の前のお客様やお仕事を優先してしまうのです。
これ、弱点といえば弱点なんだけど、目の前のお客様に全身全霊で集中しているから、お客様アテンド中は仕方ないか・・・って最近は割り切ってしまおうかなと。
去年までは、「自分が不在中の対応ができず、お客様がほかの会社/サービスを選んでしまう」ことに対して、「自分がいたらぬばかりに・・・」と落ち込んだり、反省したりしてました。
だけど、今年は、自分にできることって限られているし、逆に、これが我ら「草原の我が家」の個性なんだろうなと受け入れています。
なかなか連絡がつかない、具体的なことや細かいタイムスケジュールがわからない、どこにいるのかわからない(今回にいたっては、私もリトリートプログラム前日に自分のゲルを探しに車チャーターしてGPSもって行きました)・・・不確定要素だらけなのは不安ですよね。
でも、そういう不安要素だらけでも、全然不安な感じではなく、むしろ、そんな「未知の世界の未体験ゾーン」にワクワクしていただけるお客様なら、きっと私たちは、「モンゴルリアルライフ」のディ―プな気づきや感動を提供させていただけるな、と気づいたのです。
2週間近くウランバートルを留守にして夢中になってお仕事させていただいたのは、ドリームマップ普及協会の「モンゴルリトリート」でした。
朝ごはんのあと、草原で大自然の中にいる自分を感じながらの瞑想会があり、馬と一緒に走りながら学ぶサーバントリーダーシップがあり、「草原の我が家」のモンゴル人スタッフでもある遊牧民さん達との交流があり、モンゴルの食文化・食生活を体験していただき、そして、モンゴル在住の日本人やモンゴル人と一緒に作るドリームマップのワークショップ・・・
毎朝の「チェックイン」=今、ここにいる自分をどんな風に感じているか、今日一日をどんな風に過ごしたいか、など自分の心に浮かんだ言葉や感情を、同じ場所にいる仲間とシェアしあうために発表する、というのが、すごく素敵でした。
エコツーリズムでも大切にしている「ふりかえり」=今日一日の気づきや感じていること、学んだこと、感謝の気持ちなどをシェアすること。
こういう自分の「今・ここ」と向き合うための時間を作ることや、馬と一緒にいる時間をどう感じるか、などを意識するアプローチやワークなどを丁寧に行っていくことで、自分たちならではの旅の時間を濃密に、意味深いものとして大切にすることができるようになる。
観光ではなく、自分と向き合い、自分を解放し、自分にOKを出す・・・という自意識の解放と把握の時間をとることで、馬と過ごす時間もまたとても豊かになり、身体や気持ちや心・感情のバランスコントロールもしやすくなる。
まぁ、そんなことをしつつ、自然環境とか伝統的な遊牧生活の継承と工夫、地域経済の基盤向上なんかを意識しながら取り組んでいくのがエコツーリズムであり、エコツアープログラムなのです。
「草原の我が家」だから、モンゴルだるまのプロデュースやコーディネートだから得られる「宝物」な体験や旅時間。
リアルなモンゴルを知るには、ただ、旅の時間でモンゴルを経験する、というだけでなく、私がこれまで研究し、つきあってきたモンゴルとの時間や経験、知識、情報などをシェアさせていただくことも、付加価値としてとても濃密なサービスだと考えています。そんな重苦しく押し付ける気は全然ないけれど。
まぁ、そんなわけで。
何が言いたいのか?というと・・・
連絡がうまく取れないにせよ、私的には、受けた仕事は成立させるために、なんとかしてベストな手配をするように動く覚悟と準備がありますよ、ということです。
モンゴルでの様々で面倒くさいコーディネートにも対応してきた25年間という経験の蓄積を信用していただけたら光栄です。
ただ、興味本位で私に会ってみたい、私の話を聞いてみたい、私のゲル生活を見てみたい、というだけの方のために、無料で時間を調整する余裕が夏の間はないし、秋になり、冬になったとしても、無目的に無料でただおしゃべり時間を取る、とか無料で情報提供することを期待される、という方への対応は、大変恐縮ですが致しかねます。
いろいろ考えてみたら、お客様のアテンドがあってもなくても、意外と私にはやることがあり、準備しなければいけないことや、家畜の世話や今後のビジネス構想や越冬準備などで忙しいんですね。
今後は「モンゴルよろず相談屋」としてのサービスも料金体系を整理し、お客様からお金を頂戴しても抵抗感がないようなクオリティにしていきますので、「相談屋」業務のご利用をいただけたら嬉しいです。
今週末からも再び、連絡が取りづらい状況が続いてしまいます。
でも、9月4日から11日まで、20日から26日までの期間のツアー募集はまだ受け入れ可能です。
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3名様からの料金で計算しているのですが、1名様でもご要望があれば、お見積りの上、対応させていただくことが可能です。
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