モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。
今日も爽やかな土曜日です。
せっかくのオフなのに、朝5時に目覚めてキャンディクラッシュサーガやっちゃった・・・
2週間スタックしていたレベル70も抜けてしまえば、いったいなんだったんだセブンデイズウォー、な感じ。
まぁ、なんかスッキリした感じの週末。
大掃除なんかしちゃってます。
さて、暖かい季節になると、どこか遠くに行きたくなるものですね。
おかげさまで猫の手遊牧体験隊シリーズの2014年シーズン第一弾を飾る「カシミア採り体験プログラム」は日曜日は瞬殺で満員御礼で、土曜日も仲の良い在留邦人の方々がお申込みくださったので、催行人数には達しました。ひゃほー。
土曜日は、のんびりピクニック気分強めな感じですね。
カシミア採りプログラムはもともと私自身がお客様がいてもいなくても大好きな企画として始めたのですが、毎年、ご好評をいただいております。
山羊の数も、去年、今年と順調に増えてきているので、来年はもうちょっと人数枠を増やしてもいいのかもしれません。
カシミア採りは、モンゴルの遊牧民にとって貴重な現金収入をまとめてゲットできるチャンス。
もっとはっきり言ってしまえば、遊牧民にとってまとまった現金収入が確実に入ってくるのは、春のカシミア採りと冬の屠畜時期の肉を売却する時の2回に限定されています。
都市部や定住集落・保養所やツーリストキャンプなどの近くの遊牧民は、牛や馬を飼っていれば、牛乳や乳製品、馬乳酒など夏の間の現金収入が確保できますが、カシミアと肉は、モンゴル全国の遊牧民にとっての恵みの産物なのです。
うちは山羊自体が数が少なくて50頭弱くらいですが、馬を預けている先の遊牧民さんのところは400-500頭も山羊がいて、毎年、どーんとトラックとか大きなお買いものもできているようです。
3月中は1㎏が90,000tg弱くらいから買い取られ、だんだん暖かくなって、カシミアの納品が多くなってくるとどんどん相場は下がってきます。
先週末の3月29日・30日で新人スタッフの研修合宿をかねてカシミア採りをしたのですが、ナライハの仲買市場では、1㎏あたり86,000tgで買い付けていました。
今年の相場変動がちょっと不思議で、先週(3月24日ー30日)89,000tg-87,000tg-85,000tg-82,000tgとどんどん相場がさがっていて、やばい!これじゃ70,000tg台に落ちちゃう!と覚悟を決めていたら、日曜日(3月30日)になって86,000tgに戻ってました。正規の仲買市場じゃなくて、場外のチェンジと呼ばれる中国商人に卸す個人買い付けの人たちのところだと88,000tgとのことでしたが、秤のほうに細工がしてあるとの噂。
でも、今週は日中は汗ばむほどの陽気でコートいらずだったから、カシミアのほうもどんどん質が落ちているので、相場も下落しているはず。
カシミアというのは繊維の直径が12-17ミクロン以下の細くて柔らかい冬毛のことをいいます。
暖かくなってくるとこの柔らかい冬毛がふーっと浮いてくるのでそれを専用の道具でとるのですが、浮きすぎると今度はヒャルガスと呼ばれる剛毛も混ざってきてしまい、結果的に「品質が悪い」ということになるのです。カシミアそのものの品質は変わらないけれど、夾雑物が混ざりすぎるってことなんですね。
ふわっふわでかさ張るから、袋いっぱいのカシミアにワクワクするのですが、家庭用のゴミ袋いっぱいに膨らんでいても、3㎏もなかったりするから驚きの軽さです。上質のダウンみたいです。
今年は作業のあと、帰り道に仲買人のところに卸すところも見ていただこうと思っています。
ちょっとした社会科見学ですね。
残席はあと1-2席です。
早い者勝ちで受け付けます。
お申込み・お問い合わせはmongolhorizonアットマークgmail.comまで。
企画詳細については、こちらの記事でご紹介しています。【エコツアー】2014年猫の手遊牧体験隊 カシミア採りプログラム

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今日も爽やかな土曜日です。
せっかくのオフなのに、朝5時に目覚めてキャンディクラッシュサーガやっちゃった・・・
2週間スタックしていたレベル70も抜けてしまえば、いったいなんだったんだセブンデイズウォー、な感じ。
まぁ、なんかスッキリした感じの週末。
大掃除なんかしちゃってます。
さて、暖かい季節になると、どこか遠くに行きたくなるものですね。
おかげさまで猫の手遊牧体験隊シリーズの2014年シーズン第一弾を飾る「カシミア採り体験プログラム」は日曜日は瞬殺で満員御礼で、土曜日も仲の良い在留邦人の方々がお申込みくださったので、催行人数には達しました。ひゃほー。
土曜日は、のんびりピクニック気分強めな感じですね。
カシミア採りプログラムはもともと私自身がお客様がいてもいなくても大好きな企画として始めたのですが、毎年、ご好評をいただいております。
山羊の数も、去年、今年と順調に増えてきているので、来年はもうちょっと人数枠を増やしてもいいのかもしれません。
カシミア採りは、モンゴルの遊牧民にとって貴重な現金収入をまとめてゲットできるチャンス。
もっとはっきり言ってしまえば、遊牧民にとってまとまった現金収入が確実に入ってくるのは、春のカシミア採りと冬の屠畜時期の肉を売却する時の2回に限定されています。
都市部や定住集落・保養所やツーリストキャンプなどの近くの遊牧民は、牛や馬を飼っていれば、牛乳や乳製品、馬乳酒など夏の間の現金収入が確保できますが、カシミアと肉は、モンゴル全国の遊牧民にとっての恵みの産物なのです。
うちは山羊自体が数が少なくて50頭弱くらいですが、馬を預けている先の遊牧民さんのところは400-500頭も山羊がいて、毎年、どーんとトラックとか大きなお買いものもできているようです。
3月中は1㎏が90,000tg弱くらいから買い取られ、だんだん暖かくなって、カシミアの納品が多くなってくるとどんどん相場は下がってきます。
先週末の3月29日・30日で新人スタッフの研修合宿をかねてカシミア採りをしたのですが、ナライハの仲買市場では、1㎏あたり86,000tgで買い付けていました。
今年の相場変動がちょっと不思議で、先週(3月24日ー30日)89,000tg-87,000tg-85,000tg-82,000tgとどんどん相場がさがっていて、やばい!これじゃ70,000tg台に落ちちゃう!と覚悟を決めていたら、日曜日(3月30日)になって86,000tgに戻ってました。正規の仲買市場じゃなくて、場外のチェンジと呼ばれる中国商人に卸す個人買い付けの人たちのところだと88,000tgとのことでしたが、秤のほうに細工がしてあるとの噂。
でも、今週は日中は汗ばむほどの陽気でコートいらずだったから、カシミアのほうもどんどん質が落ちているので、相場も下落しているはず。
カシミアというのは繊維の直径が12-17ミクロン以下の細くて柔らかい冬毛のことをいいます。
暖かくなってくるとこの柔らかい冬毛がふーっと浮いてくるのでそれを専用の道具でとるのですが、浮きすぎると今度はヒャルガスと呼ばれる剛毛も混ざってきてしまい、結果的に「品質が悪い」ということになるのです。カシミアそのものの品質は変わらないけれど、夾雑物が混ざりすぎるってことなんですね。
ふわっふわでかさ張るから、袋いっぱいのカシミアにワクワクするのですが、家庭用のゴミ袋いっぱいに膨らんでいても、3㎏もなかったりするから驚きの軽さです。上質のダウンみたいです。
今年は作業のあと、帰り道に仲買人のところに卸すところも見ていただこうと思っています。
ちょっとした社会科見学ですね。
残席はあと1-2席です。
早い者勝ちで受け付けます。
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企画詳細については、こちらの記事でご紹介しています。【エコツアー】2014年猫の手遊牧体験隊 カシミア採りプログラム

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