ちかぽん@モンゴル語通訳・よろずコーディネーター兼業遊牧民です。
日本はすっぽり台風直撃、らしくて、心配なのですが、モンゴルの氷点下だけど晴れれて気持ちよいよ、という週末の朝の爽やかパワーでお届けします。
高校の同期生の友達がFBでつぶやいていた文章の中に「セレンディピティ」って言葉が出てきてた。当たり前に皆使ってるっぽく、とってもさらりと使ってたんだけど、私、初めて見た-。
ので、さっそくググってみました。
そっかー。
「セレンディピティ」という言葉は、『セレンディップの3人の王子(The Three Princes of Serendip)』というペルシャの童話を読んだ18世紀のイギリスの作家Thomas Walpoleによりはじめて使われました。
登場人物の3人の王子が偶然と洞察力を元に、旅の途中で探し求めているものを発見することを呼んだのです。( 「成功を引き寄せる「セレンディピティ」を起こりやすくするための9の行動原則」ググったら一番上に出てきました。なるほどー!で、そこで、その真逆のゼンブラニティちう言葉も知りました)
セレンディップの3人の王子様が、何かしらの困難に会いそうになると、知恵とかひらめきとか、洞察力で、難問をクリアして、幸せになっていく、という民話があり、そこから「求めていたものと違う、あるいは全然思いもよらなかった偶然の産物みたいなとこから閃きを得て、超ハッピーになる」という現象をセレンディピティというらしい。
でも、偶然とか思ってもいなかったとかいいつつも、普段からの洞察力とか「転んでもただでは起きない」じゃないけど、何かを日々求めているからこそ、ひょいっと出くわす、らしい。
自分の人生、超ハッピーではないけれど、基本、私は、こういう現象に出くわしやすい。
子供の頃、家族からは「うんちゃん」と呼ばれることがあったくらい、棚ボタというか、とにかく、「こうしたいなぁ」ってことが自分のちょっとした行動や一言で狙ってないのに実現しちゃうことが多かったのです。
同じページで見つけたセレンディピティの逆現象というのが、「ゼンブラニティ」。
「ゼンブラニティ(Zemblanity)」というのは、1980年代にイギリスの作家 William Boydが著書『Armadillo』の中で用いた造語で、セレンディピティの真逆の言葉です。冷たく不毛な、セレンディピティが起こりそうもない島の名前がゼンブラでした。
そのゼンブラニティというのは、不幸や不運に遭い、決まりきったことしかできない能力のこと。
冷たく不毛な土地・・・まるでモンゴルの冬です。
確かに、寒くて厳しい土地に住んでると、「とにかく越冬、とにかく今日を生き延びる」ってことに専念することが大事で、ドリーミーなことを考えて、Try & errorを繰り返している場合じゃない。だって、エラー=死なんだもん。
そういう意味では、遊牧民の思考回路のどこかに「今日を生きる」ということに専念するっていうのが仕組まれているじゃなかった、身についたサバイバル術としてあるのかもしれない。
それはそれで大事なことで不幸にあおうが不運に遭おうが、とにかくモンゴル人は、「起きたことは起きたこと」として受け止めて、やりすごす。
だって、自分のせいじゃないんだもん。
私は、「自分のせい」じゃないにせよ、次に同じことが起きた時にどうすればいいか、その解決策をみつけて、実践してみようよ、と思うタイプです。
こういうタイプの違いが、モンゴル人との摩擦を起こしているんだろうなぁ、とハタと気がつきました。
これだけ読んでも、今、モンゴル国でガンガン成功できる人と、どんどんイケテナイ方向に没落するか停滞してる人の差異は、単なる貧富の差とか、親が偉い人だったか、とかコネがあったかどうかより、ようは、この「セレンディピティ」を活用できるかどうかなのかもしれないな、と思いました。
そして、ゼンブラニティな人って、逆に「不幸と不運が身についている人」なのかも?
いつも世の中に不平不満を持って、成功している人を妬んで、誰かに依存して・・・さらなる不幸や不平不満を増殖させる。
残念だけど、そういう考え方に陥る環境ってあるある。
モンゴルは特にそういう環境です。
うまくいく人は、もうとにかく上昇志向で、「根拠はないけど自信はある」・「できるかどうかわかんないけど、とにかくやってみる」・「やってみてうまく行ったから、今度はもっと大きくチャレンジしてみよう」という感じで、自分が持ってるエネルギーで上昇気流を巻き起こし、天にも昇る勢いでガシガシ行く。
こういう人って、景気がいいとか悪いとかに左右されずに、いつも楽しそうに、あれやろう、こえやろうって考えています。
そうかぁ、こういうことなんだなぁ。
不幸大好き男・ガナー君にさっそく、話してみようっと・・・
The Zemblanityな男がどう反応するか・・・
ほんと、気の持ちようでガナー君はもっともっとハッピーに成功してもいいと思うんだけどなぁ・・・
私ももうちょい、自分のセレンディピティ能力を信じて、あれこれ動いて、見つけて、ハッピー上昇気流に乗ろうって、思い直した、晴れてる土曜日の朝でした。
これから、草原に帰ります。

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日本はすっぽり台風直撃、らしくて、心配なのですが、モンゴルの氷点下だけど晴れれて気持ちよいよ、という週末の朝の爽やかパワーでお届けします。
高校の同期生の友達がFBでつぶやいていた文章の中に「セレンディピティ」って言葉が出てきてた。当たり前に皆使ってるっぽく、とってもさらりと使ってたんだけど、私、初めて見た-。
ので、さっそくググってみました。
そっかー。
「セレンディピティ」という言葉は、『セレンディップの3人の王子(The Three Princes of Serendip)』というペルシャの童話を読んだ18世紀のイギリスの作家Thomas Walpoleによりはじめて使われました。
登場人物の3人の王子が偶然と洞察力を元に、旅の途中で探し求めているものを発見することを呼んだのです。( 「成功を引き寄せる「セレンディピティ」を起こりやすくするための9の行動原則」ググったら一番上に出てきました。なるほどー!で、そこで、その真逆のゼンブラニティちう言葉も知りました)
セレンディップの3人の王子様が、何かしらの困難に会いそうになると、知恵とかひらめきとか、洞察力で、難問をクリアして、幸せになっていく、という民話があり、そこから「求めていたものと違う、あるいは全然思いもよらなかった偶然の産物みたいなとこから閃きを得て、超ハッピーになる」という現象をセレンディピティというらしい。
でも、偶然とか思ってもいなかったとかいいつつも、普段からの洞察力とか「転んでもただでは起きない」じゃないけど、何かを日々求めているからこそ、ひょいっと出くわす、らしい。
自分の人生、超ハッピーではないけれど、基本、私は、こういう現象に出くわしやすい。
子供の頃、家族からは「うんちゃん」と呼ばれることがあったくらい、棚ボタというか、とにかく、「こうしたいなぁ」ってことが自分のちょっとした行動や一言で狙ってないのに実現しちゃうことが多かったのです。
同じページで見つけたセレンディピティの逆現象というのが、「ゼンブラニティ」。
「ゼンブラニティ(Zemblanity)」というのは、1980年代にイギリスの作家 William Boydが著書『Armadillo』の中で用いた造語で、セレンディピティの真逆の言葉です。冷たく不毛な、セレンディピティが起こりそうもない島の名前がゼンブラでした。
そのゼンブラニティというのは、不幸や不運に遭い、決まりきったことしかできない能力のこと。
冷たく不毛な土地・・・まるでモンゴルの冬です。
確かに、寒くて厳しい土地に住んでると、「とにかく越冬、とにかく今日を生き延びる」ってことに専念することが大事で、ドリーミーなことを考えて、Try & errorを繰り返している場合じゃない。だって、エラー=死なんだもん。
そういう意味では、遊牧民の思考回路のどこかに「今日を生きる」ということに専念するっていうのが仕組まれているじゃなかった、身についたサバイバル術としてあるのかもしれない。
それはそれで大事なことで不幸にあおうが不運に遭おうが、とにかくモンゴル人は、「起きたことは起きたこと」として受け止めて、やりすごす。
だって、自分のせいじゃないんだもん。
私は、「自分のせい」じゃないにせよ、次に同じことが起きた時にどうすればいいか、その解決策をみつけて、実践してみようよ、と思うタイプです。
こういうタイプの違いが、モンゴル人との摩擦を起こしているんだろうなぁ、とハタと気がつきました。
これだけ読んでも、今、モンゴル国でガンガン成功できる人と、どんどんイケテナイ方向に没落するか停滞してる人の差異は、単なる貧富の差とか、親が偉い人だったか、とかコネがあったかどうかより、ようは、この「セレンディピティ」を活用できるかどうかなのかもしれないな、と思いました。
そして、ゼンブラニティな人って、逆に「不幸と不運が身についている人」なのかも?
いつも世の中に不平不満を持って、成功している人を妬んで、誰かに依存して・・・さらなる不幸や不平不満を増殖させる。
残念だけど、そういう考え方に陥る環境ってあるある。
モンゴルは特にそういう環境です。
うまくいく人は、もうとにかく上昇志向で、「根拠はないけど自信はある」・「できるかどうかわかんないけど、とにかくやってみる」・「やってみてうまく行ったから、今度はもっと大きくチャレンジしてみよう」という感じで、自分が持ってるエネルギーで上昇気流を巻き起こし、天にも昇る勢いでガシガシ行く。
こういう人って、景気がいいとか悪いとかに左右されずに、いつも楽しそうに、あれやろう、こえやろうって考えています。
そうかぁ、こういうことなんだなぁ。
不幸大好き男・ガナー君にさっそく、話してみようっと・・・
The Zemblanityな男がどう反応するか・・・
ほんと、気の持ちようでガナー君はもっともっとハッピーに成功してもいいと思うんだけどなぁ・・・
私ももうちょい、自分のセレンディピティ能力を信じて、あれこれ動いて、見つけて、ハッピー上昇気流に乗ろうって、思い直した、晴れてる土曜日の朝でした。
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