モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。
やっと秋のベースキャンプに行ってきました。

引っ越し作業の最中はゲル解体と積み込みはするものの、夏営地の草原にちらばる吸い殻やレジぶくろ、トイレ紙などのゴミ回収や羊・山羊の放牧係だったため秋の引っ越し先行ってなかった私。

都会で環境省マターの案件創出調査の通訳や支払業務、税務申告などをして、やっと一段落ついたところで家畜の越冬用の餌(フスマ)25㎏x40袋とわんこ用のドッグフードを届けに行ってきました。

2013年の秋のベースキャンプ=ナマルジャーはこんなところです。

新モンゴルまるかじり☆旅と暮らしの生情報☆-2013秋営地


すぐ近くにツーリストキャンプがあるため、夏の間は、私たち遊牧民は家畜も放牧できず、あまり近寄ってなかったので、草がたっぷりです。

でも眺めは夏のところのほうがずっとよかったけど。

よいところは、すぐ近くが砂地の窪がいっぱいあるからトイレに困らないこと。

200mくらい離れたところに湧水の小川が流れていること。

すっかり枯草になっちゃった放牧地の牧草を食べている家畜たちにとっては、水場がすぐ近くにあるのは助かります。

それなりに広々としていますが、山が近くになって風をやや遮ってくれます。

草がたっぷり、といいつつ砂地なので、あんまり草原って感じではありません。

10月下旬にはまた冬営地に引っ越すので、ナマルジャーには、お客様用のゲルや私たちの生活用ゲル、馬具用の倉庫ゲルは建てず、バチカさん夫婦のゲルと乳製品用ゲルの2軒のみです。

吹雪予報が拍子ぬけな感じで、外れて、それなりに暖かいらしいです。

ともあれ、晩秋をナマルジャーで迎えることができてよかったです。

にほんブログ村