モンゴルだるま@モンゴル犬業兼業遊牧民です。

ここんとこ、いよいよ冷え込みが厳しくなってきました。
気温というより風とか湿度とか体感で「ふぇーーー、きびしー!」ってなる時期です。

本来なら冬至あたりから「ユス(モンゴル語で「9」)が始まる」といわれ、9日間x9クールの81日間が1年でも極寒シーズンとなるのですが、今年は、気象予報士さんによると「すでにユスは始まってるといってもいい寒さ」とのこと。

ほっぺがひび割れの栗饅頭のようにガッピガピです。

夜はもちろん午前中ですら-30℃を下回る日々で、
うちのわんこ達は、「大好きな散歩」も10分ほどで足をケンケンさせながら、
「もう、外は結構です」って目で訴えてきます。

こんな寒空の下で暮らすのは、日常生活=サバイバルライフですよね。

今日は、こんな極寒シーズンが3ヶ月近くも続くモンゴル国の「健気組」をご紹介します。

新モンゴルまるかじり☆旅と暮らしの生情報☆-野良犬の特等席


うちのチビッ子ワンコ「チョノチ(名前は立派な「狼ハンター」)」と同じくらいの野良犬です。

冬のウランバートルでは、野良犬がマンホールの上にまるくなっているのをよく見かけます。

マンホールならなんでもいいわけではなく、集中暖房用の温水パイプが通ってるマンホールの上でわずかな温もりをとっているのです。

草原の遊牧民の犬たちは、番犬なので、ヨソ者に対して、とても獰猛で容赦がありませんが、ウランバートルの野良犬は、健気&謙虚で人を襲うようなことはしません。

でも、ジステンバーとかジフテリアとかのような伝染病保菌者だったりすることも多いので、むやみやたらと撫で回したりはできません。

野良犬狩りとか寒さとか車とか天敵がたくさんいるので、ほんとサバイバルも大変だなぁって思います。
がんばれー、健気組!

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