モンゴルホライズン代表兼業遊牧民のちかぽんです。 「モンゴルで○○やりたい!」夢を叶えるお手伝いをするノマドコーチ・エコツアープロデューサーです。 モンゴル語―日本語ー英語の通訳・翻訳が得意です。 モンゴルホライズン会社概要はコチラ
この前の日曜日は、ウランバートルもその周辺も朝から晩まで霧で真っ白。
ウランバートルの街路樹がとても美しい樹氷に輝いている写真がフェイスブックのモンゴル在住の友達のところでアップされていて、すごく、like!押しまくりだったわけですが・・・
私は日曜日は歩きづめ7時間で羊放牧でありました。
1人放牧に出てわずか30分で濃霧の中、羊が暴走し、群が散り散りになり、おっかけてるうちにあやうく遭難・・・
ホワイトアウトとリングワンデリングの恐ろしさが骨の髄までしみこみ汗が噴出しました。
ついでに・・・
我が家の馬っこ達も行方不明に。
昨日の晩はうちの近くにいたらしいのですが、
濃霧の中、どこかに移動してしまったようです。
近くのスフさん宅で子馬が3頭オオカミに襲われて死んでたってことなので、うちの子達も襲われたのか、と気が気ではありません。
なんでそういうこと、早く言わないのさ!と思ったのですが、
私の遭難騒ぎで捜索活動は「人間>家畜」という優先順位で行われ、
さらにビンゴ大会での賞品用羊の屠殺などで忙殺され、
言いそびれてしまったのだそうです。
帰り際にその話を聞かされ・・・
「これじゃ、越冬用の燕麦追加調達どころじゃないぢゃん」と。
馬が見当たらなくなることはよくあることなのですが、
オオカミが近くにうろついている今の時期にいなくなるって
心配です。
というのが昨日までの状況。
昨日の夕方に電話をしたら、
馬は全部無事に発見されたそうです。
私が迷子になってさまよった谷間のもうひとつ先の筋に固まっていたとのこと。
ほっとしました。
日曜日のオオカミ狩り前に、委託牧民のオラーナ君は朝からずっと馬の捜索をしていたようで、ホンゴルのカラダは全身汗びっしょりでした。
その時、気づいて問いただせばよかったのですが、都合が悪いことを言わないというのは、「ホウ・レン・ソウ」の基本がなってない!っていうよりは、縁起が悪いことを朝口に出すとよくないことが現実になってしまう、みたいな考え方もあるようです。
ともあれ、3日ごとぐらいに近所の子馬や羊が襲われているという状況は心穏やかにはいられない・・・
子供が学校の教師ストライキで授業がない、ってことだったら、草原にいって狼狩りをしてまわる、というつもりでいたガナー君ですが、うちの学校はスト回避で、そういうわけにもいかなくなりました。
帰国間際で仕事もバタバタですが、オオカミの虎バサミ(わな)をゲットして、足跡たっぷりの通り道にしかける、とのこと。
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