botch-up job, ハーバードの世界を動かす授業、案本 | 英語ブログ(中上級者用英語勉強ノート)

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アラフォー某国際機関職員。ここ10年以上は英語で仕事をしているにもかかわらず、未だにネイティブレベルには程遠い英語。英語ネイティブとの仕事での実践プラス再度猛勉強を通して、どれだけネイティブレベルに近づくことができるか、のプロセスを記録するブログ。

☆せいかつ日記

助っ人ミッションでの同業者やクライアント相手の最終プレゼンは無事終わった。しかし別件で大問題発生で先々週末から終始、クライアント上層部への対応に追われていた。うーむ。ホント、問題ってどこから発生するか検討つかないものだなぁ。

それにしても先週の日本の政局は酷かった。まず首相の外遊中に不信任案の相談ってのが、もうレベル低すぎ。でもって、不信任案否決後もTVで嘘つきやらペテン師やらと皆で罵り合い。しかも、今になって頭を変えて、大連立?わけがわかりません。まともな神経の持ち主であれば、政治不信になってしまうのもわかるわ。

週末はバンコクにいたが、こちらは熱い選挙戦(熱すぎて昨年みたいなことにならないといいのですが)。来月頭に2007年12月以来の下院選挙。赤シャツ騒動後初の総選挙。赤シャツグループ/貧困層が支持するのは、タクシン元首相の妹インラック氏(以下車から撮った写真)率いるプアタイ。


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そして、黄色シャツグループ/都会のエリート層が支持するのは、アピシット率いる民主党。予想では、約500ある議席の8割はこの2大政党で占められ、残りの2割を小政党が分けることになる、とのこと。事前の世論調査ではプアタイ(赤シャツ派)がリード中。今回の選挙戦では思わぬ伏兵も立候補。その候補者とはサル(以下写真)?黄色グループ所属なのかは不明。

$英語ブログ          (中上級者用英語勉強ノート)-さる



☆使える英語表現

botched-up job

やっつけ仕事、とかその場しのぎの仕事とか。


Frankly speaking the report we worked last quarter was botch-up job.

率直に言って、私たちが前四半期に作成した報告書はやっつけ仕事だった。


botch up



へまをする、とか一時しのぎをする、とか。

botched upとも言いますね。


botched --



うまくいかなかったーー


例えば、

botched attempt

うまくいかなかった試み

とか、

botched project

おざなりなプロジェクト

とか。


☆もんごるのお勧め本

「ハーバードの世界を動かす授業」 ★★★半☆

Make this world a better place folks!という台詞で締めくくられるハーバードビジネススクールのAdvanced Management Program(AMP)の中のBusiness Government and the International Economy(BGIE)という必須科目のレクチャーをまとめたもの。マクロ的視野で国際経済の動向を分析するフレームワークが、各国のケーススタディを通して紹介されたレクチャーであり、マクロ的視野で国際経済をみるためのトレーニング本として秀逸。経済開発の仕事に携わる人やら、国際経済に興味のある人には強くお勧めできる。もう一度、興味持ったところをじっくり再読したい。個人的には日本とシンガポールのケーススタディが面白かった。


「案本」 ★★★半☆

元電通のコピーライター山本高史の”ユニークなアイデアをひねり出すための提案本”。右脳系の軽い本で固まった脳みそを柔らかくするにはお勧め。厚い本ですが、軽く読めます。その通りですが、ネタに詰まったときとかに読むと、なにかひらめきそうな感じ。

言っていることは至極まとも。ユニークなアイデアを出すには、経験が必要である。「経験を積極的に重ねる」→「それらを脳に記憶として残し、蓄積する」(経験とは実際の経験のみでなく、考えて広がる脳内経験も含まれる)→「脳内データベースが構築される」→「1つの課題をさまざまな角度から見る」(脳内アングル)→「脳内アングルで出たアイデアを1つ1つ深めていく」(脳内ツリー)。この最後の2つの作業をするのに、脳内データベースが必要というわけ。と抽象的にいってもわからないと思いますが、この本には具体例がふんだんに入っているので、興味ある方は立ち読みでも十分エッセンスはわかると思う。