NHKドラマスペシャルの「さよなら アルマ」見終わりました。
シェパードがライフスタイルの軸になってるモンゴルだるま@ウランバートルです。
うぅううううう
(ノ_・。)(ノ_-。)(ノω・、)Y(>_<、)Y。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
戦争は嫌だっていう気持ちと共に、犬のけなげさでもう涙、涙、涙、でした。
先の大戦では日本軍では10万頭もの軍用犬が戦地に送り込まれ、そして、1頭も日本に帰ってくることはなかった、、、という生き残った犬の訓練士「太一」の「今」を扮する大滝秀二さんのナレーションで、アルマの運命はもう冒頭近くでわかっちゃってるわけです。
そして、このアルマ役のジャーマンシェパードがですね、名演技なんですよ。
子供店長の加藤清四郎君も相変わらず安定した子役演技で泣かせてくれるのですが、この名子役をくってしまうくらい、名演技なんです。
さらに、アルマは、わが愛犬・ソートンに毛色やしぐさ、目の輝きなどがそっくりなんです。
ひょっとして、同じ血族?って思うくらいに口元の白い毛とか、目の脇の黒っぽい毛が耳のほうまで繋がってるところとか。
で、夢中になってみながらも、ひっくひっくって泣きじゃくるくらいやばい状態になりまして・・・
すると、「尋常じゃない状態だぜ!」とそれまでソファの後ろで寝ていたソートンが起きてきて、慰めてくれるんですよ。
慰めるっていうか、まず「おいおい、どうしたんだよー」みたいに、ぎょっとした表情になり、あわてて、涙をべろべろなめてくれて、、、
で、わんわんと敵軍の存在を知らせるアルマの演技に耳をそばだてて、彼自身もフセ。
そして、そーっと私を見上げながら、「あいつ、誰?」って問いかけてくる。
それだけ、音声含めてリアルなドラマだった、ということですね。
ずーっとソファに座ってる私の横に、無理やりお尻をねじ込ませて、お座り。
ビシッと「正座」お座り状態で、ドラマに集中。
子犬の頃から、ソートンは軍用犬が出演するドラマを夢中になってみる子でした。
ポーランドだったかな?ルーマニアだったかな?
「犬と一緒の戦車隊」(モンゴル語から訳すとね。ちゃんと原題、発見したんだけど、度忘れ)というもう20年以上前から夏休みになると放映されていた戦争モノの連ドラがあります。
ドイツ軍と闘う東欧のどっかの陸軍の戦車隊のとぼけた4人組の兵隊と、「シャイリク(ボルト、とか歯車っていう意味)」という名前の従軍シェパードが繰り広げるコメディあり、戦闘ありのもので、子供たちに長年愛されているドラマです。
ソートンは「シャイリグ」が大好きだったらしく、なぜか、時計というか時間にうるさい子犬で、この「戦車隊」ドラマの放映時間になるとソワソワしだすのでした。挙句の果ては、リモコン操作を覚え、テレビをつけて、ソファで寝転んで、留守番中もドラマ鑑賞で暇つぶしをする、という優雅な趣味を持つ犬だったのです。
ゆえに、自分とそっくりの毛色、しぐさ、鳴き声のアルマが、銃撃戦の中で、救援を呼ぶために草原を走っていくシーンでは、いてもたってもいられねー!!って感じで、じたばたし始めてました。
なんだろ?犬なりに状況把握してるのかなぁ?
最終的に、アルマは戦場からは無事に生き残ったのに、最後の最後。日本への引き上げで、自分を可愛がってくれていた訓練士を日本に帰すために、わざと襲い掛かり、「狂犬」として隔離され、置いてけぼり(たぶん、処分されたのでしょう。うぅ)の道を選びます。
犬は人間に忠実に尽くすことしかできない。。。
うぅ、そうなのだ。
でも、その忠実さ、けなげさは人の心を打つのです。
アルマを生かして日本に、子供達のもとに帰してあげるために、犬に守ってもらうはずの兵士たちが次々にアルマを守るために敵の銃弾に倒れていく。そして、全滅・・・でも、最後の最後まで、人間としての優しさは捨てずに、普通の日本人として戦死していったのです。
モンゴルでもシェパードは軍用犬として使われています。
そして、警察犬としても。
ほんと、ジャーマンシェパードは賢いです。命令に忠実です。
だからこそ、飼い主が責任を持って躾をし、大切に飼わなければいけない。そう思いました。
ちなみに、人に尽くし、故郷を愛する動物の従軍伝説がモンゴルにもあります。
1960年代末期、ベトナム戦争のためにモンゴルから供出された軍馬です。
戦場から、なんと中国大陸を突っ切って、モンゴル本国まで帰ってきた、というのです。
この話はモンゴル人の間ではとっても有名で、当時の新聞にも大特集が組まれていました。
馬も帰巣本能が強く、人間に忠実に尽くす動物です。
あぁ、楽しみにしていただけのことはありました。
とても素晴らしいドラマでありました。
再放送、あるのかなぁ?
玉山鉄二がかっこいい、と初めて思ったドラマでもあります。

