昨年11月に行われた京都フレンドシップコンサート。
このコンサートにはミョンジュン監督とウリナラバンドの方が参加されました。
アメンバー限定記事でミョンジュン監督の想いが綴られていました。
とても感動的な話をされました。
この度一般公開をチェサミさんがされましたので、紹介させていただきます。
フレンドシップコンサートはやはり素晴らしい催しだと思います。
このような催しが全国各地で開催されれば本当に良いと思います。
チェサミさんのブログ「チェサミの軌跡」より全文原文のままご紹介いたします。
金明俊監督 トークショー 全文☆.。.:*・°
やっと今年のオモニ会活動も、残すところ12月のお餅つきだけとなり、
一段落着いたので温めていた記事をUPできます
今日は、まだ感動と興奮冷めやらぬ先日のフレンドシップコンサートでの
金明俊監督トークショーのお話全文をご紹介します
記事内容の関係上、アメンバー限定記事とさせていただきますので、
読まれた方も他への転載はご遠慮下さい。
※日本語訳で掲載しますのでご了承下さい。
**************************************
監督がモンダンヨンピルの活動をされるようになったきっかけについて・・・
3月の大地震直後、韓国で全国民的な日本支援募金運動が行われました。
大統領までが直接、募金を呼びかけたのですがこのとき約600億ウォンを超える
支援金が集まりました。
でもマスコミも政治家も、市民団体ですらも日本に住んでいる在日朝鮮人、そして朝鮮学校に
ついては何の言及もありませんでした。
当たり前のように、全国民的な募金運動からも在日同胞達が疎外されているということに、
もどかしさを感じました。
仙台市に所在する東北朝鮮学校、福島原発近くの郡山市にある福島朝鮮学校が被災地の
近くだということを知っていたので、余計にもどかしさが募りました。
徐々に深刻さが増してくる震災被害を見て、もうこれ以上じっとしていられず、この間 朝鮮学校と
つながりがある団体や個人(有志)らと心を合わせ、<モンダンヨンピル>を立ち上げることにしました。
当時、初めの集まりで話し合われたのは、被災した朝鮮学校とともにする<モンダンヨンピル>が、
寄付団体ではあるけれど、募金の金額にあまり執着しないようにしよう、
もっと大事なことは韓国社会に、朝鮮学校をより大衆的に知らせていく事だ、ということでした。
それでその方法として、文化イベントやコンサートを主としていこうと活動方向を決めたのです。
現在<モンダンヨンピル>には、民主労総、全教組など韓国社会 最大の社会団体達が活動を
共にしています。
<モンダンヨンピル>公演活動は何度くらいされましたか? 反響はどうですか?
<モンダンヨンピル>は発足時から、みなさんに約束したことがあります。
他の緊急的な支援団体のように、短期間で募金して終わるのではなく、少なくとも1年はたゆまず
活動して行こう、
それで一月に一回、定期的にコンサートを行い、1年間続けて行っていこうという事でした。
現在まで7授業(コンサートを学校の授業に例えてそう呼んでいます)まで行いました。
そしてこの間、コンサートに対する好評に力を得て、地方でもコンサートを誘致しようという
動きがあり、他の市民団体と連帯して全国巡回講演を行うことになりました。
(ここで会場内から拍手)
大邱(テグ)、光州(クァンジュ)、晋州(チンジュ)、京畿道 高陽(キョンギド コヤン)で
それぞれ約1000余名、4500余名の観客と心を共にすることが出来ましたし、ここに
出演してくださったアーティスト、有名人も約50名に上ります。
そして7ヶ月間、日本円で約1000万円の寄付金を集め、去る9月23日、東北地方
ウリハッキョの集まりである、<セッピョル学園>に参加し、<モンダンヨンピル>代表らが
直接NPO法人ウリハッキョへの伝達式も行いました。
(ここで会場内からさらに大きな拍手)
毎回 コンサートの時に司会をされるクォン・ヘヒョさんが公演で話される言葉があります。
“生きていながら何度 奇跡を経験するのか分からないけれど、
最近になってたくさんの奇跡を経験している。
日本の地で、60数年もの間 朝鮮学校が守られているという事が奇跡だし、
こうやって多くの(韓国)人達が朝鮮学校についてともに語っていると言うことが
まさに奇跡だ”・・・と
このクォン・ヘヒョさんの言葉に観客が心から大きな拍手を送っていること、
これが<モンダンヨンピル>の活動をするにあたって一番の大きな反響であり、
やりがいでもあります。
とてもお忙しい中、今回 このフレンドシップコンサートに出演してくださった
理由をお聞かせ下さい。
これまでもいくつかの朝鮮学校から招待をうけましたが、被災地である東北地方を除いては
訪ねていくのが困難でした。
その理由は、韓国社会で朝鮮学校を知らせることにもっと集中したかったからです。
でも京都朝鮮第三初級学校が主催する、このフレンドシップコンサートの提案には東北地方の
被災朝鮮学校を支援する内容が含まれていましたし、ましてや現在 京都第一初級学校と
在特会との裁判等 私達が関心を寄せずにはいられない事案がある地域と言うことで、
公演を共にする決心をしました。
(この内容は本番では監督のアドリブで大幅に変わりました;)
現政権下で活動をされるのはとても大変で、ドキュメンタリー映画<ウリハッキョ>を
制作された頃とは状況が全く違うと思われるのですが・・・
(現政権というストレートな表現はしていません)
そうです。現政権になって南北交流はほとんど破綻し、また6.15共同声明以降
10年もの間引き続き行われてきた在日朝鮮学校との交流もほとんど途絶えてしまいました。
特に各種 市民団体で進行されてきた統一事業がとても困難になり困っています。
でも震災が起きて結成された<モンダンヨンピル>は、ともすればこの途切れてしまった
統一事業の扉を開くきっかけになるのではないかと考えています。
私達は韓国社会で朝鮮学校について、在日同胞について話すだけでも分断の傷みと、
統一に対する願いを呼び起こすことが出来ると考えています。
そして実際に、これまでの<モンダンヨンピル>の活動を通してそれを確認しました!!
私達は政治団体でもなく、私達が叫び訴えているのも重いものではありません。
私達は様々な差別に加え、自然災害まで受けた朝鮮学校の子どもたちを二度と
忘れてはいけないというメッセージを音楽と、話、映像を通して伝え、そしてその場で
ともに泣いて笑って、楽しもうと言う文化芸術団体です。
厳しい情勢の中で、自由に行き来できないとしても、この様に多くの人達がともに集まり、
朝鮮学校、在日同胞を歌うことが出来ると言う事が<モンダンヨンピル>を観に来てくれた
方達には大きな励みになると思います。
最後に、これからの活動についてお聞かせ下さい。
私達の活動は、来年3月に1年の時限を終えることになります。
これまでの過程で、<モンダンヨンピル>が韓国社会と朝鮮学校をつなげる
窓口的な役割をしていると自負しています。
来年には、まず3月にある最後のソウル公演を大規模に成功させ、
<モンダンヨンピル>の活動を立派に一段落させることが課題です。
また、同胞の皆さんに恥ずかしくないよう募金運動も休まずして行かなければ
ならないでしょう。
そして高校無償化、教育補助金の凍結など、朝鮮学校に対する日本当局の
差別に抗議する活動も、日本の市民団体と連帯して引き続き進めていく予定です。
そして来年、全ての<モンダンヨンピル>活動を終え、この間 ともにしたアーティスト、
芸能人、苦労が多かったスタッフらを引き連れ日本で同胞の皆さん、子どもたちの前で
直接 <モンダンヨンピル>コンサートをしようと企画しています。
(大拍手)
その他にも、朝鮮学校についての本やCD,写真集など色々企画しています。
また、韓国社会で朝鮮学校を愛する多くの市民団体と継続的な連帯を結んでいく考えです。
これからも<モンダンヨンピル>の活動が、様々な差別にも屈せず、民族教育を
守って行かれている同胞たちの心に一筋の希望となれるよう全力を尽くして努力して行きます。
ありがとうございました。
**************************************
とても貴重で、感動的なお話です。 広く伝えたい気持ちでいっぱいですが、
一部内容が、韓国での情勢を考えると監督の身に危険が及ぶかも知れません。
いつの日か、そんなことも気にせず、堂々と“いい話”を共有できることを願い、また 確信して・・・
チェサミさんのブログ
チェサミの軌跡
http://ameblo.jp/chesami/
原文記事
http://ameblo.jp/chesami/entry-11081901739.html
このコンサートにはミョンジュン監督とウリナラバンドの方が参加されました。
アメンバー限定記事でミョンジュン監督の想いが綴られていました。
とても感動的な話をされました。
この度一般公開をチェサミさんがされましたので、紹介させていただきます。
フレンドシップコンサートはやはり素晴らしい催しだと思います。
このような催しが全国各地で開催されれば本当に良いと思います。
チェサミさんのブログ「チェサミの軌跡」より全文原文のままご紹介いたします。
金明俊監督 トークショー 全文☆.。.:*・°
やっと今年のオモニ会活動も、残すところ12月のお餅つきだけとなり、
一段落着いたので温めていた記事をUPできます
今日は、まだ感動と興奮冷めやらぬ先日のフレンドシップコンサートでの
金明俊監督トークショーのお話全文をご紹介します
記事内容の関係上、アメンバー限定記事とさせていただきますので、
読まれた方も他への転載はご遠慮下さい。
※日本語訳で掲載しますのでご了承下さい。
**************************************
監督がモンダンヨンピルの活動をされるようになったきっかけについて・・・
3月の大地震直後、韓国で全国民的な日本支援募金運動が行われました。
大統領までが直接、募金を呼びかけたのですがこのとき約600億ウォンを超える
支援金が集まりました。
でもマスコミも政治家も、市民団体ですらも日本に住んでいる在日朝鮮人、そして朝鮮学校に
ついては何の言及もありませんでした。
当たり前のように、全国民的な募金運動からも在日同胞達が疎外されているということに、
もどかしさを感じました。
仙台市に所在する東北朝鮮学校、福島原発近くの郡山市にある福島朝鮮学校が被災地の
近くだということを知っていたので、余計にもどかしさが募りました。
徐々に深刻さが増してくる震災被害を見て、もうこれ以上じっとしていられず、この間 朝鮮学校と
つながりがある団体や個人(有志)らと心を合わせ、<モンダンヨンピル>を立ち上げることにしました。
当時、初めの集まりで話し合われたのは、被災した朝鮮学校とともにする<モンダンヨンピル>が、
寄付団体ではあるけれど、募金の金額にあまり執着しないようにしよう、
もっと大事なことは韓国社会に、朝鮮学校をより大衆的に知らせていく事だ、ということでした。
それでその方法として、文化イベントやコンサートを主としていこうと活動方向を決めたのです。
現在<モンダンヨンピル>には、民主労総、全教組など韓国社会 最大の社会団体達が活動を
共にしています。
<モンダンヨンピル>公演活動は何度くらいされましたか? 反響はどうですか?
<モンダンヨンピル>は発足時から、みなさんに約束したことがあります。
他の緊急的な支援団体のように、短期間で募金して終わるのではなく、少なくとも1年はたゆまず
活動して行こう、
それで一月に一回、定期的にコンサートを行い、1年間続けて行っていこうという事でした。
現在まで7授業(コンサートを学校の授業に例えてそう呼んでいます)まで行いました。
そしてこの間、コンサートに対する好評に力を得て、地方でもコンサートを誘致しようという
動きがあり、他の市民団体と連帯して全国巡回講演を行うことになりました。
(ここで会場内から拍手)
大邱(テグ)、光州(クァンジュ)、晋州(チンジュ)、京畿道 高陽(キョンギド コヤン)で
それぞれ約1000余名、4500余名の観客と心を共にすることが出来ましたし、ここに
出演してくださったアーティスト、有名人も約50名に上ります。
そして7ヶ月間、日本円で約1000万円の寄付金を集め、去る9月23日、東北地方
ウリハッキョの集まりである、<セッピョル学園>に参加し、<モンダンヨンピル>代表らが
直接NPO法人ウリハッキョへの伝達式も行いました。
(ここで会場内からさらに大きな拍手)
毎回 コンサートの時に司会をされるクォン・ヘヒョさんが公演で話される言葉があります。
“生きていながら何度 奇跡を経験するのか分からないけれど、
最近になってたくさんの奇跡を経験している。
日本の地で、60数年もの間 朝鮮学校が守られているという事が奇跡だし、
こうやって多くの(韓国)人達が朝鮮学校についてともに語っていると言うことが
まさに奇跡だ”・・・と
このクォン・ヘヒョさんの言葉に観客が心から大きな拍手を送っていること、
これが<モンダンヨンピル>の活動をするにあたって一番の大きな反響であり、
やりがいでもあります。
とてもお忙しい中、今回 このフレンドシップコンサートに出演してくださった
理由をお聞かせ下さい。
これまでもいくつかの朝鮮学校から招待をうけましたが、被災地である東北地方を除いては
訪ねていくのが困難でした。
その理由は、韓国社会で朝鮮学校を知らせることにもっと集中したかったからです。
でも京都朝鮮第三初級学校が主催する、このフレンドシップコンサートの提案には東北地方の
被災朝鮮学校を支援する内容が含まれていましたし、ましてや現在 京都第一初級学校と
在特会との裁判等 私達が関心を寄せずにはいられない事案がある地域と言うことで、
公演を共にする決心をしました。
(この内容は本番では監督のアドリブで大幅に変わりました;)
現政権下で活動をされるのはとても大変で、ドキュメンタリー映画<ウリハッキョ>を
制作された頃とは状況が全く違うと思われるのですが・・・
(現政権というストレートな表現はしていません)
そうです。現政権になって南北交流はほとんど破綻し、また6.15共同声明以降
10年もの間引き続き行われてきた在日朝鮮学校との交流もほとんど途絶えてしまいました。
特に各種 市民団体で進行されてきた統一事業がとても困難になり困っています。
でも震災が起きて結成された<モンダンヨンピル>は、ともすればこの途切れてしまった
統一事業の扉を開くきっかけになるのではないかと考えています。
私達は韓国社会で朝鮮学校について、在日同胞について話すだけでも分断の傷みと、
統一に対する願いを呼び起こすことが出来ると考えています。
そして実際に、これまでの<モンダンヨンピル>の活動を通してそれを確認しました!!
私達は政治団体でもなく、私達が叫び訴えているのも重いものではありません。
私達は様々な差別に加え、自然災害まで受けた朝鮮学校の子どもたちを二度と
忘れてはいけないというメッセージを音楽と、話、映像を通して伝え、そしてその場で
ともに泣いて笑って、楽しもうと言う文化芸術団体です。
厳しい情勢の中で、自由に行き来できないとしても、この様に多くの人達がともに集まり、
朝鮮学校、在日同胞を歌うことが出来ると言う事が<モンダンヨンピル>を観に来てくれた
方達には大きな励みになると思います。
最後に、これからの活動についてお聞かせ下さい。
私達の活動は、来年3月に1年の時限を終えることになります。
これまでの過程で、<モンダンヨンピル>が韓国社会と朝鮮学校をつなげる
窓口的な役割をしていると自負しています。
来年には、まず3月にある最後のソウル公演を大規模に成功させ、
<モンダンヨンピル>の活動を立派に一段落させることが課題です。
また、同胞の皆さんに恥ずかしくないよう募金運動も休まずして行かなければ
ならないでしょう。
そして高校無償化、教育補助金の凍結など、朝鮮学校に対する日本当局の
差別に抗議する活動も、日本の市民団体と連帯して引き続き進めていく予定です。
そして来年、全ての<モンダンヨンピル>活動を終え、この間 ともにしたアーティスト、
芸能人、苦労が多かったスタッフらを引き連れ日本で同胞の皆さん、子どもたちの前で
直接 <モンダンヨンピル>コンサートをしようと企画しています。
(大拍手)
その他にも、朝鮮学校についての本やCD,写真集など色々企画しています。
また、韓国社会で朝鮮学校を愛する多くの市民団体と継続的な連帯を結んでいく考えです。
これからも<モンダンヨンピル>の活動が、様々な差別にも屈せず、民族教育を
守って行かれている同胞たちの心に一筋の希望となれるよう全力を尽くして努力して行きます。
ありがとうございました。
**************************************
とても貴重で、感動的なお話です。 広く伝えたい気持ちでいっぱいですが、
一部内容が、韓国での情勢を考えると監督の身に危険が及ぶかも知れません。
いつの日か、そんなことも気にせず、堂々と“いい話”を共有できることを願い、また 確信して・・・
チェサミさんのブログ
チェサミの軌跡
http://ameblo.jp/chesami/
原文記事
http://ameblo.jp/chesami/entry-11081901739.html