弱い雇用統計結果 | FPのマネーセミナー

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GWのリスク

連休中のアメリカ雇用統計の結果は、やはり弱いものでした。


失業率 8.1%

非農業部門雇用者数 前月比+11.5万人


前月分は15.4万人増(速報値12万人)と上方修正されたものの、事前予想の中央値16万人増だったためマーケットは一気にリスクオフモードへ。


NYダウ 13038.27ドル(-168.32)

ナスダック 2956.34ドル(-67.96)

NY原油 98.49ドル(-4.05)


そしてドル円相場は再び70円台へ。

残念ながらGW期間中に予想されていたシナリオ通りに進行しています。


さてこうなると注目されるのがFRB(米連邦準備理事会)の次の一手。

雇用統計発表後にロイターが実施した調査によると、プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)は約3分の1の確率で量的緩和第3弾(QE3)に踏み切ると予想。

今後のマーケットは、QE3への期待に拍車がかかりそうです。


残るは6日のフランス・ギリシャの選挙。

その結果によっては、日米欧とも中央銀行が何らかのアクションを起こさなければならない状況になってきました。