一ヶ月ほど前に、父が亡くなりました。
いきなりこんなことをブログに書くと、暗い話題になりそうですが、
死因は老衰で、95歳でした。お通夜と葬儀の後、集まった兄弟たちで
「親父がなくなったのは寂しいけれど、幸せな死に方だったような~」などど
話していました。
その親父は生前、ある商売をやっていて、数百万程度の借金があり、兄や姉が返済してくれました。
結局、後には遺産も謝金も残さなかったのですが、それを聞いた母は、「何も残さなかったからいい」と
ひと言つぶやきました。
兄弟間での争いごとや、遺産相続問題などがなくてよかったということですけど、
眠るようにして笑顔で死んでいった親父はある意味、理想的な死に方をしたのではないかと思います。
お金は一銭も残さなかったけれど、笑顔を残して死んでいきました。
金がない、金がないと言いつつ、パチンコが好きだった親父。
物を買うときはいつも中古品を買っていた親父。
学生のとき、旅行にって帰ってきたら「無駄遣いするな」といって怒った親父。
ほんとうにお金に縁のない人でした。
何かに投資するなどという考えはこれっぽちもない人でした。
親父がそんな風で、お金のない姿をずっと見てきたから、貧乏はイヤだな~という思いが
特に強いのかもしれません。
こんなお金の話をすると、なんかみっともないような気がするのですが、
今の日本では生まれるときも出産費用が必要で、死ぬときも葬式費用が要ります。
当たり前の話ですが、とにかくこの世で生きている限り、何もせずに
ただ空気を吸って生きているだけでもお金が必要です。一日何も飲み食いせずに生きることはできませんから。
それくらいお金って大切で身近な問題なのに、きちんと教わることがないのはどうしてなのでしょうか?
「働いて稼げ」ということと、「稼いだら貯金しろ」ということは習いますが、「ある程度稼いだら投資しろ」などとは
習いません。
大昔の人が狩の仕方や米の作り方をおお習ったように、現代に生きるわれわれはお金の稼ぎ方・増やし方をしっかり学ぶ必要があるのではないでしょうか。
ということで、今日も勝間和代さんの「お金は銀行に預けるな』を読み直しました。
