2024年4月1日から5日

 

今週最大のイベントと言えば「雇用統計」ですが、その数日前にNY市場の利下げは「急ぐ必要はない」という発言で市場は混乱 NYダウ 日経 ともに大きく反落。

 

重要イベント「雇用統計」の結果は↓

 

雇用者数 30万3000人増(予想21.4万人)

失業率 3.8%(市場予想3.8%)

平均時給4.1%増(市場予想4.1%増)

 

この結果から 米景気は強く インフレリスクが再び到来する可能性 利下げどころではないというのが一般的観測だったが、NY市場は大幅反発38904ドル307ドル高 CME日経先物39320円200円高、利下げ先送りを相場は織り込み始め 今回の雇用統計の結果で思惑から現実になって 利下げ先送りが現実化して株価が上げ始めたというところでしょう。

 

さて、利下げは どういう 動きになるのか?

6月利下げは 後退 7月から利下げか? 7月が見送りなら 大統領選の11月前の9月は利下げはできないから 7月に利下げができないなら 年後半の11月か12月ということになり 年3回利下げ思惑が1回ということになりそうになってくる。(7月利下げなら年2回)

 

株価は米景気が強くリセッション入りなど消えて利下げも先送り・・・ FRBは急いて利下げして 再び インフレ加速となれば FRBのメンツが崩れ FRBの信頼も地に落ちる よって 慌てて利下げなどしない 様子を見て 利下げを急がず しばらく 今の水準を維持しながら 市場の様子を見るというスタンスだろう。

 

米消費者物価も一時よりは下げているが 下落率(総合+3.8% コア+3.2%)が止まって停滞して 2%には達していない、 いつ再上昇しても不思議ではない

 

ともあれ、週明けからは 株高になってくるでしょう。 

 

 

3月15日と18日に窓を開けて上昇していました、その窓を5日埋めた形。

38500円前後あたりが 目先の底値圏という形でしょう。

 

4万円達成から このような急落というのは よくあることで 41000円高値から38000円で3000円の調整 3000円から5000円程度の調整は普通ですよ。 秋口くらいまで 4万円固めの調整をして 来年3月の年度末に向けて 44000-45000円程度に上昇するのではないかと思っています。

 

為替について

為替介入などしても意味はない 一時的に 円高に振れても すぐ 円安に動いてしまうから ヘッジファンドなど為替介入するのを待っている、円高に振れ 安くドルを買えるからね。 為替介入すると 安いコストで調達していた資金(円-キャリトレード)で 円高になって円で安くドルを買えるから。今、為替介入するということは ヘッジファンドなどを儲けさせるチャンスをあたえるだけ。

 

 

 

1日発表した3月の日銀短観

大企業製造業 前回の2023年12月調査(プラス13)から2ポイント悪化してプラス11だった。

大企業非製造業 プラス34と、23年12月調査(プラス32)から2ポイント改善して34だった。

大企業製造業が2ポイント悪化の要因はダイハツ自動車の生産停止が響いていることが要因 特殊事情。

心配はいらないと思います。

 

*ここに書いていることは個人的意見で ポートフォリオの個別銘柄を推奨しているわけではありません

投資は自己責任でお願いします

 

次回書き込みは4月13日-14日に更新予定です。

 

管理者Artemis