藤沢市辻堂 ファイナンシャルプランナーによる正しい資産形成方法・保険料の適正化・見直し -114ページ目
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あなたが自動車保険を選ぶポイントは?


 先週、わが家の車が車検を迎えました。

私のところでは、自動車保険を含むいわゆる損害保険は扱っていないのですが、今日は自動車保険のことをご案内しておきますね。


 自動車保険には「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。

 このうち自賠責保険は、加入が義務付けられている強制保険で、すべてのクルマに加入が義務付けられています。

 但し、補償の対象は対人賠償のみとなっており、補償限度額も被害者1人について死亡・後遺症害の場合は最高3000万円、ケガの場合は120万円と、とても充分な保障内容とは言えません。


 自賠責の発足当時は、「クルマ」VS「人」の事故が前提でしたが、今では「クルマ」VS「クルマ」の事故が増加しています。


 その結果、最近の交通事故は、賠償額が1億円を超えるような高額賠償額になる場合もあり、自賠責保険ではカバーしきれないケースが多くなってきました。

 よって、対人賠償保険は無制限が安心でしょう。


 その点で、こうしたケースを補償するための「上積み保険」である任意保険への加入は絶対不可欠であり、この任意保険が多様化しています。


 例えば、過失に関わりなく自分の保険で自分自身も補償する「人身傷害」や「弁護士費用」などの人身賠償補償を中心に、身の回り品・代車・事故時付随の諸費用補償、車両の全損時費用・新車購入時費用などの車両回りの補償など、従来なかった様々な補償が用意されています。

 一般的に、通販やリスク細分型で格安な保険料をウリにしている外資系に比べて、日本国内の損保会社の主流は補償の充実と言えましょう。


 保険料については、年齢・年収・扶養者や利用頻度・運転歴などに応じた補償内容を決めるのがポイントですよ。


 いずれにしても、自動車保険にはどのような種類の保険や特約があり、それぞれ何を補償してくれるのか理解し、自分にどんな補償が必要かを考えてみるのがよろしいかと。


 保険料は、各保険会社で算出方法が異なるので、補償内容が同じでも会社ごとにマチマチとなっています。

 こればかりは具体的に自分の条件で見積もりをしなければわかりません。

 まずは、自動車保険に何を求めているかを整理し、「保険料の安さ」に重きを置きたいのか、それとも「安心感や頼もしさ」で決めたいのかを絞り込め、そして、もしもの時の安心を優先するならば、補償内容とサービスの充実度を比較して頼れる保険を選べば良いでしょう。


 ちなみに、わが家では長らくおつきあいしている損保代理店の方が、毎年の更新時に最新の情報提供がてら顔を出してくれています。

 NETでは得られないナマの情報をたくさん持ってらっしゃいますから、彼との会話は楽しいです。

今後ともよろしくお願いいたします。

こんにちは。はじめまして。


北京オリンピックたけなわですね。


今日は甲子園で、地元神奈川県の横浜高校が勝ちました。


スポーツが熱い夏ですね。



しかし毎日暑いです。


エアコンのあたり過ぎと冷たいドリンク類の飲み過ぎには気をつけたいものです。


私の仕事部屋は、普段は天上から3枚プロペラの扇風機が回っており、エアコンは入れない時間帯の方が長いです(^^;



お役に立つ情報をどんどんUPしていく所存ですので、今後ともよろしくお願いいたします。





税務署は知っている・・・・

 こういう相談もありました。


 一昨年分の「一時払い養老保険」の満期金受け取りに関し、税務署から申告漏れを指摘されているケース。


 ご存じのように、契約者(保険料負担者)と受取人が同じ場合、満期保険金の受け取りは一時所得になりますが、そのまま放置しておき、忘れた頃に税務署から呼び出しの通知が来て、慌てて相談に来られるというのがよくあるパターン。


 相談者の立場からは、「なぜ今頃になって税務署が口を出してくるのか」と言いたくなるところですが、税務署は保険会社に対して、保険金などの支払い状況を報告する「支払調書」の提出義務を課しているのです。


 実は、この支払調書によって、個人の保険金などの収入情報は税務署に握られているわけで、知らんぷりを決め込んでいると、本来の税額以外に期限を過ぎた分のペナルティー(過少申告加算税、無申告加算税、延滞税)までかかってくることにもなるのです。


 最近は妻名義の保険も多く、妻の一時所得が判明した場合、夫が配偶者控除や配偶者特別控除を受けていると、夫の税金にも影響があるので要注意。

 妻本人の税金以外に、夫の分も追徴されてダブルパンチになりかねないので気をつけてくださいね。


 来年度以降は、まちまちだったFX(外国為替証拠金取引)会社からの「支払調書」もバッチリ税務署で捕捉されますから、申告はキチンとしないと、ですね。

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