さっそくパソコンから「地方税お支払いサイト」というサイトに入って、住民税支払いの手続きを始める。
納税通知書に記載されている「eL番号」という番号をそのサイトに打ち込むことによって、オンラインで住民税の支払いができるようになっていた。全て家の中の作業で完結する。便利な世の中になったものだ。
支払い方法を選択する画面が現れたので、「クレジットカード」をクリックする。
そこで、私は重大なことを知る。
その画面の片隅に次のような記載があったのだ。
“別途「F-REGI公金支払い」サイトのシステム手数料が発生します。
納付額:20,000円〜30,000円
システム手数料:187円(消費税込み205円)
以降、納付額10,000円ごとにシステム利用料75円(消費税別)が加算されます“
今回の私の住民税支払額は257,500円。
クレジットカードで支払いをすることで、システム手数料として約2,000円もかかる計算になる。
なんだこれは。
クレジットカードで支払うことによってクレジットカードのポイントを稼ぐことができるとしても、2,000円も別に手数料がかかってしまうのだとしたら、どう考えてもペイしない。はっきり言ってマイナス。税金の支払いで損をするのだけは絶対に避けたかった。
私は急遽、支払い方法を変更することにした。
かといって、納税通知書をコンビニに持って行って25万円も支払うのはどう考えてもありえない。
そうなると、残る選択肢は「インターネットバンキング」だけだった。
私は支払い方法選択の画面に戻って、今度は「インターネットバンキング」のボタンを押した。