読売新聞より
米自動車大手フォード・モーターが２５日発表した２００６年１２月期決算は、純利益が１２７億ドル（約１兆５３００億円）の赤字で、０１年１２月期以来、５年ぶりに赤字に転落した。赤字幅は、１９９２年（７３億８５００万ドル）を上回り、創業から１０３年間で最悪となった。ビッグ３と呼ばれる米自動車メーカー大手３社では、ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）が９２年１２月期に２３５億ドルの赤字決算をしており、これ以来の規模となる。フォードの巨額赤字は、日本勢に押される米国勢の苦境を象徴するとともに、フォード傘下のマツダの経営戦略にも影響を及ぼす可能性がある。
それにしても凄まじい赤字だなぁ・・・わずか１年分で約１兆５千億円。フォードの有利子負債は２５兆円に近づいた。年利３％で借りていたとしても、毎年７５００億円を返済しなければならないが・・・フォードの売り上げ金額は２００６年で１９、２兆円。このウチ、４％が金利の返済分ということ。どうやら、２つの選択しかもうないかもしれないですね、、、資産売却で身軽になりながら、ヒット車種を販売・・・もう一つは身売りですね、でも相手がトヨタしかないのが現状です。今年後半は激震が来そうです。。。マツダも今やフォードの中核企業です、、、どうなるか心配です。。。マツダ自体は、最悪期も抜けいいところに来ていると思いますが・・・