当社の本社オフィスのおトイレを掃除してくれている外部業者の担当者であるMさんとは良く話します。そんなMさんとの今日の会話。「人が増えているみたいですね」「あー、世間も随分安定してきたから戻って来ている人が増えてるかも。。」「ほら(と云って手を拭いたペーパーが投げ入れられているゴミ箱を指し)、ゴミが増えてるでしょ」

 なーるほど!Mさんは手を拭いた紙の量というデータを見て、話していたのです。こういう街のデータって信頼できるのですよね。私がかつて債券・金利トレーダーをしていた時(もうかれこれ30年ほど前のことですが)は、タクシーに乗ると必ずお客さんの利用状況や、道路の混み方を聞いていました。紙面などの経済情勢の情報よりも、遙かに早くてかつ正確だからです。

 コロナ禍のトンネルから出つつあり、政治も大きく変わるかも知れない今、やはり現場に耳を傾けるのが基本中の基本ですね!