今日は桃の節供、雛祭り。2006年、15年前のつぶやきにこう書いています。

 

 『元々は中国の漢の時代に、3月の最初の巳(み)の日である上巳(じょうし)に水辺で身を清める行事であり、上巳の節供と言うそうです。それが魏の時代に3月3日に固定され、日本にも伝わり、西暦701年3月3日に宮中で宴が開かれ、律令でも宮中年中行事として定められたそうです。う~む。そんなんに長い歴史がある行事だとは知りませんでした。野山に出掛けて薬草を摘み、その薬草で体のけがれをお祓いする。そんな由来から、雛祭りの日にはよもぎ餅を食べるようです。また、大晦日に息を吹きかけて身代わりになってもらう形代(かたしろ)のように、自分の災厄の身代わりとして紙人形を川に流す「流し雛」が始まり、それが雛祭りへと発展したそうです。要は雛祭りは、元々はお祓いの行事だったようです。』

 

 なるほどー。故きを温ね新しきを知る。1320年前から行われているこの行事はちゃんと受け継いだ方がいいように思われます。今日は何処かでよもぎ餅に見立てた何かを食べて、形代のような簡単な雛を作って、どこかの川に流したいと思います。