今日、当社が共同主幹事を務めたマネーフォワードさんの上場セレモニーに陪席しました。セレモニーは当然東証で行われましたが、東証は私にとっては勝手知ったる我が家のような場所です。

 

 前職外資系投資銀行の時代から東証には行ったことがありますが、その頃は遠い存在でした。マネックスを創業してから、様々な形で東証とお付き合いするようになりました。自分たち自身がマザーズ、そして一部へと上場をしましたし、上場会社として3ヶ月ごとに東証で発表をしたり、売買取引参加者(証券会社)として様々な議論に参加してきました。或いは東証のスペースで投資教育のイベントをしたり、重要な記者会見をしたりもしてきました。更に私は東証の社外取締役を5年間務めたので、そのような立場でも、頻繁に東証には通いました。東証は私にとっては、ホーム感覚がとても強いのです。

 

 今日のように、主役をサポートする立場で行くことは、残念ながら未だ未だ回数が限られているのですが、主役の喜ぶ顔を見るのは、感慨もまたひとしおでした。上場すると、株式はパーマネント・キャピタル、永遠の命を持ちます。永い永い旅の、今日が第一歩ですね。心から、おめでとうございます!