朝一番の飛行機で近畿方面に行き、ミーティングをして、昼過ぎには戻りました。流石に少々疲れましたが、飛行機から見る日本の海岸線はとても美しく、かつ様々な変化と表情に富み、ひとつひとつ訪れたいな、と思いました。しかし、海面と同じ高さから海岸線を見ると、どう見えるのだろう?きっと印象は大きく違うのでしょう。そして、空から見た風景を知った上で、同じように海面の高さから海岸線を見ると、それはまた印象や見える景色が違うかも知れません。

 

 マーケットは、さながら異次元に存在する、とても高い視点からの風景のように思えます。日本の地表にいて見える情報と、マーケットが見ている情報は違います。マーケットを通して、高い、少なくとも違う視点を持つことは、意味が深いように思えます。その上で等身大の情報を再整理する。マーケットに関わること、投資活動をすることの最大の醍醐味は、そんなとこにあると私は思っています。偏向報道も含め、色々なことが見えにくくなっている今だからこそ、マーケットの風景を注意深く見ていきたいと思います。