昨晩は現地香港や深センの広義の同僚とディナーをしました。英語と中国語がチャンポンの会話で、ディナーに関するプロトコールは主に中国ですが、そこに香港風や日本、欧米などが混じり、“東南アジア”的な雰囲気の中で時が経っていきました。経験なのか歳なのか、こういった地に足の着かない環境で足が地に着いたように振る舞うことも出来るようになりました。しかし落ち着いてプロトコールを眺めると、どのような国でも共通するものを感じます。プロトコールは形式ではなく、理由があるからしていることなので、たまたまその表現形態は違っていても、中身が”人と人の付き合い”という一緒のものなので、当然に共通しているのでしょう。そういう共通性に気がつくようになったのは、場数のお陰でしょうか。昨日はお頭もいただきました。明日には帰京しますが、今日一日香港の人の観察を続けたいと思います。