今、天津にいます。世界経済フォーラムのいわゆるサマー・ダボス会議に出席するためです。初回から出席しているので、これで六回目になります。

初回時に、温家宝のスピーチを大連で聞いた時、随分オープンになろうとしていると感じました。それから五年。会場も中国からの参加者も大幅に洗練されました。国としての中国も遥かに大きくなり洗練されました。

そして今、温家宝の話を聞く時、何処かに保守的な力の入った過度の慎重さを感じました。これは中国のステージが変わったからなのか、秋の前のタイミングのためなのか。

昨日もつぶやいたように、ものごとは単振動のように変遷していく。そんなことをまた感じたのでした。