大地震と津波でお亡くなりになった方々と行方不明の方々を併せると、2万7千名を超えたとのこと。言葉を失うのみです。自分に何が出来るだろうか?当社はお客様が貯められたマネックスポイントを赤十字宛て義援金に変換できるように3月14日からしており、会社としても赤十字と八戸市宛てに義援金を送ることを決めておりますが、これらだけでなく、もっと何か出来ないだろうか?

 被災者とその家族の方々、或いは被災地での救援や原発の沈静化に奮闘されている方々を、多くの個人の方々が持続可能な形で扶けられる仕組み。そんなことを資本市場の枠組みを通して実現出来ないだろうか?政府の発表によると夏場には1000キロワットの電力不足、昨年並みの猛暑だと1500万キロワットの不足になるとのことです。これは生活の仕方を変えないといけないかも知れません。しかしそれも単に電力料金を上げるというやり方以外に、上記の資本市場の枠組みを使った仕組みの中で解決できないだろうか?そんなことを考えています。

 最後は税金を上げるしかない。しかも安定的に税収を上げるためには消費税を上げるしかないとも感じています。しかし私は、私の領分である資本市場の中で、効率的に多くの人の思いと力を救援や復興に向けられる仕組みを考えたいと思います。それが私たちの仕事ですから。