![小学生](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fameblo.jp%2Fuser_images%2F02%2Faf%2F10005149103_s.jpg)
兄は公立の小学校に行ったのですが、先生と合わなかったため、家から200メートルぐらいの所に小・中・高一貫のミッション・スクールがあったのでそこに転校しました。一緒に行けるので、私もその学校に入学しました。
私が小2の時に、兄は自ら中学受験を志望しました。残念ながら落ちてしまったのですが、その結果、そのミッション・スクールの中学には進学せずに、近所の公立の中学校に行くことになりました。
すると先生が私に聞きました。「うちは一貫教育の学校だから、途中でやめられるのは困る。お前も4年後に受験するのか?今決めてくれ。」
私は家に帰ってきて、母に云いました。「聖書の時間で、”明日のことは神のみぞ知る”と云っていたのに、4年後のこと聞くなんておかしいよ!」
その晩二人で新約聖書をひっくり返して、確かにそのような言葉を見つけました。
翌日二人で学校に行き、校長先生に私から云いました。「明日のことでさえ神様だけが知っているというのに、4年後のことなんて決められません。」
校長先生曰く、「今すぐにやめて下さい。」
私はその場で退学することになり、兄が合わずにやめた公立の小学校に、出戻るように転校することとなりました。
そんなことを聞く学校も、反抗する小学校2年生も、どっちもどっちですが、加えてそれを助長する親も、今考えると不思議な存在です。しかし或る意味のどかで、遠いけれども鮮明に憶えている、とても大切な想い出です。
そんなことが出て来た写真を見て、頭と心の中に広がりました。