昨年の12月2日のつぶやき(<連関>)でも書きましたが、日米のお金の流れが一つのサイクルに完全に嵌っているように見えます。
日本の景気、或いは企業収益力は好調である。
→従ってアメリカなどから日本に向かってリスクマネーが流入する。即ち日本の株が買われる。
→一方、その景気・企業収益力に比べて日本の金利は低い(まぁそれが景気と企業収益力の下支えにもなっている訳ですが)。
→片やアメリカではインフレの懸念が徐々に出ていて、金利は上がりそうな雰囲気がある(”金利の先高感がある”と通常表現されます)。
→従って日米の金利差が開き、リスクを嫌うお金は大量に日本からアメリカに向かって債券などを買う。
→その為にドル高・円安になる。
→円安になると日本の輸出企業の業績は益々良くなり、・・・。
とまぁ延々と循環が続く訳です。
リスクマネーとアンチ・リスクマネーの動きがこうも綺麗に二国間で反対向きになり、しかもそれがずっとそのように回り続けるという現象は珍しいことではないでしょうか。しかし永遠に続く由もありません。まだ随分先のことと思われますが、いつかどこかでたがが外れるでしょう。そのタイミングを良く見極めるのが大切ですネ。
日本の景気、或いは企業収益力は好調である。
→従ってアメリカなどから日本に向かってリスクマネーが流入する。即ち日本の株が買われる。
→一方、その景気・企業収益力に比べて日本の金利は低い(まぁそれが景気と企業収益力の下支えにもなっている訳ですが)。
→片やアメリカではインフレの懸念が徐々に出ていて、金利は上がりそうな雰囲気がある(”金利の先高感がある”と通常表現されます)。
→従って日米の金利差が開き、リスクを嫌うお金は大量に日本からアメリカに向かって債券などを買う。
→その為にドル高・円安になる。
→円安になると日本の輸出企業の業績は益々良くなり、・・・。
とまぁ延々と循環が続く訳です。
リスクマネーとアンチ・リスクマネーの動きがこうも綺麗に二国間で反対向きになり、しかもそれがずっとそのように回り続けるという現象は珍しいことではないでしょうか。しかし永遠に続く由もありません。まだ随分先のことと思われますが、いつかどこかでたがが外れるでしょう。そのタイミングを良く見極めるのが大切ですネ。