「Suerte」Shakira
「ラッキー」シャキーラ
今回この件のまとめを書くにあたって、改めて私はこの歌の深みを知ることになった。
『韓国も関係なし、日本ともかけ離れた妖艶なこの歌がなぜ?』
と思われるかもしれない。
でもきっとこれを最後まで読んで下さった方はきっとガテンがいくと私は信じている。
前回のブログに記した衝撃のバラエティ番組を観て、私の大好きな芸人さんが半ば嗚咽しながら号泣に近い涙を流していたシーンは、私にとって大きなショックだった。
『あの芸人さんは涙の中、心の中で何を思っていただろう…?きっと日本に対して嫌悪感を大きくしただろう…もしかしたら、日本人を憎みたいと改めて感じたかもしれない…』
そして更にこう思った…
『番組を観た視聴者はどう思うだろう?改めて日本に対し嫌悪感を大きくするのではないか…』
私は、恐ろしい気持ちと今まで感じたことのない…終わることのない罪悪感を感じた
私は学生時代極度の歴史嫌いだった。
勉強自体も大嫌いだったが、輪をかけて歴史の知識が欠落しているのだ。
そんな私でも、もともと日本が朝鮮を統治していたことは朧げながらに知っていて、未だにその歴史から社会問題が続いていることは知っていたが、その程度の知識では済まされない事がここにはあった。
恥ずかしい事だが、私はツレにこの時代の歴史について教えてもらうという、ものすごい大回りな方法で歴史に興味を持つことになった。
初めはツレの話を聞く度『申し訳ない…日本人はどうやって韓国人に謝罪すべきだろう』と純粋にそんな風に思っていた。
しかしツレの話だけでなく、当時の歴史映画やドキュメンタリーを観たり、本や現代のニュースから観る事で私の心は少しずつ変わり始めた。
『私はツレに謝り続けるべきなのか?』
つまり…日本人が韓国人に謝罪を続ける事だけが、この歴史に対する正しい答えなのか?
そもそも私自身が今までの人生で韓国の方に差別をした事は一度もない。
しかし私は見ず知らずの韓国の方から日本人であることで差別による悪口を受けたことは何度もある。
それは歴史上、仕方がないということなのか??
これからの未来も日本人を理由に差別された時、私のように黙って下を向いているのが正しい反応なのか??
そのような疑問を持つようになった。
無論、ややこしすぎる問題なのだから、やり過ごすというのが、一番いい方法なのは分かっている。
しかし個人的に私は、それで終わらせたくないと思う。
少なくとも私はツレと縁があったからこそ、小さな所からであってもきちんと話し合いたい。
例えば、ニュースで日韓関係について触れることがあれば、やはりツレは韓国人としての意見になる。
「なぜ、日本はこういう態度なんだ?」
そうなる。
そうなると、私は日本人の立場にたった意見になり対立してしまう。
するとその先にいつもあるのは、やはりあの統治時代なのだ。
ツレからすれば、統治時代に日本人がした事は許せない。
私にしても、もしも出来ることならそんな事実が無かった事にしたい。
過去は変えられないのだ。
そして自分の生まれ持ったナショナリティを変えられない。
私達は、このスパイラルを未来に生きる若者たちに引き継ぐしかないのだろうか?
間違いなく時代は変わっている。
少しずつだけど変わっている。
だからこそ、お互いの歴史の学び方を少しずつ変えるべきではないだろうか?
日本人は統治時代について知らないことが多すぎる。なぜなら自分から望まなければ、自分達日本人の愚かな行いを細かく学ぶ事ができないからだ。
日本人は自分達のした過ちをもっと学ぶべきだと思う。
歴史は平等にありのままを学ばないと意味がないと思う。
韓国の子供たちにもありのままの歴史を学んで欲しい。
ありのままの歴史を学び、先人が受けた辛い時代正しく知ってほしいと思う。
そして欲深い私の強い願いは、韓国の子供達に『これからの日本人と韓国人の関係がどうなって欲しいか』を自分の心で考えるという事をして欲しいのだ。
すぐに出る答えではなくとも…例えば隣に座った見知らぬ魅力的な人が日本人だったら??あなたは恋に落ちるだろうか??
そんなところから考えて欲しいと思うのだ。
私は世界平和などあり得ないと思っているし、綺麗事は嫌いだ。
しかし国同士の問題が変えられなくても、人間一人一人が、国境なく愛しあう事は可能だ。
事実飛行機を使わずともインターネットで、友人も恋人も作れる時代はやってきた。
変えられない歴史について悩む私に、ある歴史ドキュメンタリーが光になる言葉をくれた。
『英語で 【責任】という単語はResponsibleという。
その単語に含まれるRespondには【応じる】という意味がある。
その言葉は同時に【反応する】という意味がある。
未来に生まれた私達にとって誤った歴史の事実について問われてできる唯一のことは
反応し続けるということだ 。
ショックを受けても感情的になってもいいと思う。
大事なのは、それから目をそらさないこと、反応することだと思う。
無視は場合によっては暴力にもなる。
さて… なぜ冒頭でこのShakira(シャキーラ)のSuerte(ラッキー)が私の中で結びついたのか??それについては次回に詳しく掘り下げたいと思う。