「従来のPRではモノは売れない!?」 「次世代に求められるPRの新しい在り方とは?」 平成が終わり令和に突入した新しい時代の中で、 従来のPRの手法ではこの時代の流れに乗ることはできません。 では、PRは今後どのようにあるべきなのでしょうか。 今回はNEWPEACE代表の高木新平さんが手掛けた事例を交えつつ、 次世代に求められるPRの新しい在り方を紹介していきます。
1987年富山県に生まれた高木新平さんは、
早稲田大学卒業後に広告代理店の博報堂に入社。
博報堂では、SNSなどを活用した仕事に携わって結果を残しつつも、
会社との考え方の差から独立することを選択しました。
2015年には、現在代表を務めるNEWPEACEを設立し、
政治やITのスタートアップ、ファッションブランドを手掛け、
既存の境界にとらわれることなく幅広いジャンルで新しいビジョンを打ち出し続けています。
高木新平さんが考えるPRとは
今の広告やPR業界において不自由さを感じている高木新平さんは、
その理由として多くのPRパーソンが
未だに「メディアの枠ありき」の発想をしていることを挙げています。
特にPRはテレビや雑誌、新聞といったメディアに自社の商品やサービスのニュースを掲載してもらうということが一般的だったが、現代はそのテクニックはもう通用しません。
むしろニュース自体を作り出すほうに
シフト変換しなければいけないと考えているのです。
PRにおいて重要なポイント
高木新平さんは社会的文脈を汲み取ることがもっとも大事だと考えています。
「なぜ」を基盤にして社会の流れを読みつつ、どのように広めていくかのビジョンを決めていくことが重要なポイントになる。
1 DeNA
自動運転事業への参入を決めたIT企業のDeNAの依頼により、
「人のいないタクシーで人のいるまちをつくる」というスローガンのもと
コンセプトムービーがNEWPEACEによって作られました。
このムービーは数多くの自治体や政府関係者の中で話題になり、
結果的に日産やクロネコヤマトなどとの協業にもつながったのです。
2 VICTAS
日本の老舗卓球用品メーカー「VICTAS」では、
日本代表公式サプライヤーになるときに
「I AM NEXT」というキャッチフレーズでリブランディングを仕掛けました。
卓球自体がマイナーなスポーツである以上、
もっと先を見据えたビジョンを掲げるべきだと感じ、
「野球、サッカーに次ぐ国民的スポーツ」の意味も込めて
「I AM NEXT」のキャッチフレーズを提案をしたのです。
今、あなたがPRの手法に悩んでいるのなら、
商品に対して新しい情報の付加価値をつけるのではなく、
「なぜ」を追求してビジョンを描き、そこに文脈を重ねていくことこそが、
既存のPRから抜け出す方法なのかもしれません。
続きは、本サイト「マネタイズ HACK」にて、より詳しくご紹介しています。
ぜひこちらも参考にされてくださいね!
