“おしん”と呼ばれた繊細さん | 繊細さん、ママになる

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繊細さん歴35年。アートと美しい景色を見るのが大好きな私が、
社会と家族と向き合う日常を書いていきます。
繊細さんの道しるべになると嬉しいです(^^)

「なんか、おしんみたい。」

 

 

前職で生い立ちについて話していた時

同僚に言われた一言です。

 

繊細さんにはちょいとハードな環境で

何とか生きてきた若かりし10代、20代。

 

少し生い立ちをお話すると…

大阪の下町で30年。

代々古美術の修繕を行う職人の家庭で育ちました。

 

厳格でドがつくほど真面目な父と

感受性の塊でおっとりとした性格の母。

対極な両親をはじめとし、弟、祖母、親戚、

食事と入浴だけして帰っていく近所のおばあちゃん

そして修行のお弟子さん

ぐるっとまとめて10人がひとつ屋根の下で暮らしてきました。

 

家の雰囲気は岩石のように重く固く

職人気質でトップダウン、

男尊女卑が浸透しきった家庭環境の下で

親の顔色を伺う圧倒的に他律的な生活を送ってきた幼少期。

 

心理的な安全性をどこにも感じられずに過ごす中

社会と関わる難しさという壁にぶつかった10代。

 

承認欲求を爆発させて

仕事も恋もこじらせた20代前半。

 

そんな中で某人材会社への転職を期に

7年間あくる日もまたあくる日も求職者の人生のお話を聞く機会に恵まれました。

 

自分が何者かを必死になって探すところから

徐々にありのままの自分らしい生き方をわかり始めた20代最後。

 

現在は2児の育児がスタートし、

我が子の成長と共にインナーチャイルドにどっぷりと向き合う

30代を過ごしています立ち上がる

 

 

 

ざくっとこんな風に生きてきた私ですが、

数年前、結婚を機に大阪の街を離れて

東京で生活を始めた時期がありました。

東京という土地柄もあるのか、

時間が過ぎるスピードが尋常じゃないぐらい早い!

 

妊娠出産育児に入ったらさらにスピードアップダッシュ

追い打ちをかけるようにがんの手術もうける

こととなり、時間は有限といたく感じるようになりました。

 

これまでありのままの自分に出会うまでの

お手本のようなものがなく

かなり体当たりで生きてきたように思います昇天

 

 

そこで少しでも

生きづらさを感じる誰かの立ち止まった瞬間

繊細さんがママになり初めての育児で戸惑う瞬間

ヒントになるようなブログを書きたい!

 

そんな思いでスタートしましたにっこり