こんにちは
マネササイズ! チーフトレーナーのナカミチです。
本日は、株式取引を始めてまだ時間が経っていない方向けです。
私たちの普段の商取引と異なり、株式の場合は、売買が成立した時点でお金の受け渡しがあるわけではありません。
資金繰り等を考える上で、そのスケジュールについておさらいしてみます。
§基本用語:約定日・受渡日
株式の売買には、約定(やくじょう)日と受渡(うけわたし)日という概念があります。
売買は祝日を除く月曜日から金曜日まで行うことができますが、
売買が成立した日を「約定日」と言います。
ただ、その約定日に現金や株券(現在は電子株券)の受け渡しが行われるのではなく、
受け渡しが行われるのは「受渡日」という日になります。
受渡日は約定日を含めた4営業日後となっています。
§受渡日は土日や祝日を挟むと長くなる
約定日を含めた4営業日が受渡日となっているので、間に祝日がない場合の約定日と受渡日の関係は
次のようになります。
- 月曜日→木曜日
- 火曜日→金曜日
- 水曜日→翌月曜日
- 木曜日→翌火曜日
- 金曜日→翌水曜日
つまり、水曜日から金曜日に約定したものは、暦日ベースですと週末を挟む分、2日間長くなります。
また、祝日を挟むとさらにその分長くなります。
例えば2019年の場合、4月24日(水)に約定したものの受渡日は5月7日(火)となります。
したがって、保有株式を売却して、ゴールデンウィークの10連休の資金に備えたい場合は、
4月23日(火)までに売却しないと、売却代金を引き出すことが出来ないのです。
§7月から1営業日短縮される
2019年7月から、約定日と受渡日の間隔が1日短縮されます。
7月以降は次のようになります。
- 月曜日→水曜日
- 火曜日→木曜日
- 水曜日→金曜日
- 木曜日→翌月曜日
- 金曜日→翌火曜日
資金繰りが改善されるので、これは利用者にとっては非常に良いことですね。
受渡日のタイミングが理解できると、配当狙いの売買もスムーズに行うことが出来ます。
日程を確認して、効率良い売買をしましょう。
[マネササイズ!PR]
大好評。よろずご相談をチャットや電話で承っています(初回15分無料)。
お金の問題以外でも何でも、ごくごく簡単なご相談でも大丈夫。
https://centrelabo.com/personal/で詳細をご覧ください。
[マネササイズ!PR]みんなのFP教養講座@横浜(身近なお金の知識が自然に身につきます)