※この記事は、投資をお勧めするものではありません。
投資はご自身の判断で行なってください。

[弱気相場特集]①弱気相場(bear market)は、どれくらい続くのか。
ChatGPTで生成したイメージ
最近株価の下落が続いております。
こういう時こそ、
耐え抜くメンタルが大事なので、
ロスのことはあまり考えず、
いろんなデータをみながら
今後のことを考えていきます。
今回は、A wealth of common sense.com
から弱気相場に関する情報をまとめました。
弱気相場(Bear market)とはなにか。
ベアマーケット(弱気相場)の定義は、
株価が直近のピークから20%以上下落した状態を指します。
この基準は一般的に広く用いられており、
特にS&P 500のような主要な株価指数で測定されることが多いです。
過去アメリカのS&P500のデータを基準にすると
1950年以降の15回の弱気相場(ベアマーケット)の平均的な特徴は以下の通りです:
-
平均下落率:30%
-
底打ちまでの期間:約1年
-
損失回復までの期間:約1年半
過去の弱気相場の詳細
出所:A wealth of common sense
特に直近の3回の弱気相場は比較的短期間で終息しており、
15回中8回の弱気相場は1年以内に損失を回復しています。
しかし、1973-1974年、2000-2002年、2007-2009年の弱気相場では、
損失回復に4年以上を要しました。
直近のものだと、コロナの時に、
FRBの迅速な利下げで、
比較的に早く株価が底を打ったことを
覚えている人も多いでしょう。
記事を詳しく読みたい方は、下記を参照。
最後に
景気循環の観点から見ると、
弱気相場はいつかは終わり、
株価はまた上昇し始めると
頭ではわかっています。
しかし、目の前の損失を
無視することは難しいですよね。
長い冬の間を耐えられるのは、
春の訪れを信じているからです。
このようなデータを見ながら、
弱気相場が終わるのを待つだけです。
景気循環に関する記事はこちら。
[弱気相場特集]はこちら。
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