クリスとシントー | ★wide range★

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タイドラマ 俳優 音楽 日々のこと などなど。 アメ限定小説

「降りるって どういうこと」


そんなの認めない


ぴーは何を諦めたいの


自分勝手だ。


言いたいけど、 シントーを困らせるだけ


多方面にもそう言ってるって、、、、


青ざめた僕を、友達が助言した。


頭ごなしには 言ってはならない。


僕なら


僕ならば シントーの悩みを聞いて解決出来る


だから ぴーの傍に何年もずっといる。



亀とライオンのストーリーズ




「飯食いに行こう。ちょっと 話そう。」


僕は、行きつけの店にやってきた。


シントーは  席についてすぐ スマホを弄る。


「ぴしん、いつものと 同じでいい?」


いいよと メニューも見ずに、あ、ネギはつけてと。


「キット、お水 取ってくる」


シントーは、ノロノロと立ち上がり、水差しの置き場に歩いていく。


珍しいな… いつもは僕なのに。


この店のサービスは早い。シントーが戻る前には、料理は届く。


「早いね。僕 ジャングルまで水汲みに行ったみたい。」と笑う。


赤いペッパーをたくさんふりかけて、 写真を撮る。


「SNS上げるの?ミールデート」


「キットとのプライベート上げたことないでしょ?」


まあ 確かに ここには何度も来たけど、僕が上げただけ。


「いろいろあって忙しかったけど、練習一緒に出来て嬉しいよ。」


「うん。延期になった事は 残念だけど、悩みの種はひとつ減った。 軽くなった。」


「まだ、不安? ずっと僕とステージを共にしたのに?」


ミートボールを口に入れ、これ何度食べても飽きないよな?と口を手で抑える。


「不安っていうか、、、、、多分 自分に余裕が無くなって、十分な事できないと思ってた。正直、今でも仕上がりが気になる。」


あと2週間、、、、、時間が足らないと 常にボヤく。


シントーの作品もクランクアップがまだだ。


さらに、新しいドラマも決まった。


アップアップしている状態なのは 解ってる。


だから ほか事務所の仕事の請け負いを躊躇する。


本来なら 僕らの最後のフェスとなるものは


既に終わっていたはずだからだ。


ただ こんな時期だろう? 色んなものが延びに延びた。


でもなぜ シントーは 思い直して、頑張っているか気になるだろ?


僕は 思い切ったよ。


不謹慎だって思われてもいいから 思ってること全部言った。


シントー驚いていたけど、本気だって 理解した。


頑張ってみると 言ってくれた。


のちに シントーは 思うだろう。


僕の思惑通りに、自分が動かされたと。


それはまた  2週間か3週間先の話になるけどね。


シントーの思うように動いていい


癒しが欲しいなら ずっと 僕がそばに居る。


小言は言わない。


そしてここまで漕ぎ着けた。


大きなオールはすり減り、砕ける程に 僕らは荒波にのまれた。


だから 

向上したスキルをふんだんに生かして ショウを成功させられる。


「ぴー、誕生日の日、お父さんと会うだろ?」


「うん。Taeにご飯食べないかって誘われたけど 断った。家族と過ごすって」


「僕も聞いたよ。そのあと レッスン入れてるって言っただろ? 嘘じゃん。僕とお祝いするって決めたのに。」


「家族と会うって ちゃんと言った。その後のこと詮索されたくないから ぴJaneにも念押しして 嘘はついたけど、その後も 家族と会うことには間違いない。


あ。。。。。 家族。。。。。


水を一気に飲む


シントーが笑う。


なんだか コングとアーティットみたいだ。


SNSの 僕らのプライベートは上げない


みんな知ってるよね。


そろそろTaeは 巧妙に吐いた僕らの嘘をバラすだろう。


「ポーレーォ、、、  家族か 、、、、、」


「はっきり クンラックって言ったら その場で誰だか バレるでしょ?」


「オィ!! ぴー  水 取ってくる!!」


暑さ倍増だ!


「キット、ヌードルの写真送ったから 上げといて。誕生日の翌日にね。クレジット無しで。」


LINEに送られた写真 日付けの改ざんまでさせて


僕との秘密を独占する。


LINEがまた届く。


ホットなのは僕。


はいはい、、、、、シントーお得意の文字遊び。


炎マークを3つ つけて  忘れずにあげよう。



「じゃあ その日は 家で食うの? 」


「ううん。疲れてなかったら お昼に食べに行こう。」


じゃあ 写真 その日でいいじゃん!! 


そう言うと 大きな口を開けて笑う。



ぴー あのね、、、、、


フェスの日にさ


もう一度 貴方に告白するよ。


愛してるって。



亀とライオンのストーリー 第2章は始まる。



永遠に僕は貴方の傍にいるよ。