今回の検査は右太腿の鼠径部、つまり太腿の付け根の動脈からカテーテルを心臓まで入れて、造影剤で血管および血流をモニタリングする検査です。
12月30日に心筋梗塞で倒れた時には右手首からカテーテル手術でステントを入れましたが、その時も造影剤を入れ、同じように確認しています。
あの時も術後1日は絶対安静状態とは言われましたが、どこも痛くないし、すぐ歩けるようになったし、そもそも部分麻酔だし、大したことないと思っていたら、
オシッコの管を入れられ、検査後6時間は絶対安静で膝も曲げてはいけないなど、結構大変な検査でした。
仮に、この検査だけ受けるために病院に来ると2泊3日の入院が必要だそうです。
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さて結果ですが、4箇所行ったバイパス置換術ですが、全て血流が順調で末端まで血液が流れていました。
これは検査後、すぐに寝たままの状態で、先生がモニターで動画を見せてくれて説明してくれました。
前回は右冠動脈にステントを入れましたが、今回のバイパス手術のメインは左冠動脈の2本(3箇所)です。
こちらを胸骨の裏を走る内胸動脈の2本を使ってバイパスを3箇所行っています。
この3箇所の血流が順調で10年は大丈夫とのことでした。
残るバイパス手術の1箇所はステントを入れた右冠動脈の先の方です。
こちらは前腕の橈骨動脈を使用して、心臓の出口とつないでいます。
ただし、ステントにより血流が良くなっているので、バイパスの血流よりも、本流の方が強い状態ではありました。
こちらの場合はステントが詰まってしまっても大丈夫なように予防的な意味合いもあったので、これで良いようです。