TechnaAV TF70CMLJ FineCrankin スピニング化 Final | Mondsichelのブログ

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釣り具全般、自作を目指して!

 完成しました。気泡の入ったバット部のコーティングは、やはり触らないことにしましたが。
 光の絶妙な当たり具合でないとわかりませんし、無理してブランクに傷をつけるよりは…実釣して、コーティングにクラックが入るようならやり直します。
 全体的なイメージはこんな感じ。TechnaAVがベースなこともあって、これまでのHEARTLANDのイメージに寄せに行くスタンスは思い切って捨てました。
 元々HEARTLANDで自分の竿を統一していたので、デッキに並べた時の統一感が欲しくてそうしてたんですが、今やノーマル外観のHEARTLANDは一部になり、いずれは全てが自作になるでしょうから、あまり意固地になってもな…と思うようになりまして。
 むしろ最近作ったベイトロッドのデザインをスピニング化したイメージです。
 しかしコレが大正解。VSS16とTVSK16/ASHの組み合わせはホールド感も良く、内径も大きく取れるので、従来のトラウトグリップより汎用性もあります。
 また、やはり長く使ううえではコルクよりEVAの方が長けていると思いますので、今後のスピニングはこの組み合わせを踏襲していくでしょう。
 オリジナルのアイデアではなく、エアリアル・レジェンドのパクリなのが残念ですが…まぁ『インスパイア』ってことにしましょう。
 ガイドはバットからT-YSG30、16、10、PLKWSG8、PKTSG7、PKTSG6×5個、TOPがPMNST6…です。
 PLKWSG8は、この部分のパワーアップとかPE対応ってよりは、YガイドとKガイドの変化点的として付けてます😁
 ココにシングルフットの8を入れると、どうしてもガイド系統が途中で変わる違和感があるので。
 まぁ全部Kガイドで作るなら要らない…って程度の意味合いです。
 ただ、全てのガイドを新品に買いなおすと凄いコストがかかります…過去にリビルドしまくってるお陰で、T-YSG30〜8は腐るほどありますんで。
 径が大きいガイドほど高額なんで、バットガイドを流用することで数千円のコストダウンをしてます😌
 ティップのPKTSGまで、途中のKガイドは全てSicリングをS型からJ型に交換しています。
 コレにより、TOPのPMNST(J型)と内径が揃いましたので、見ていて気分的にスッキリします。
 …で、そこまでやって、ティップの振れ感はどうなったかといいますと…。


 こんな感じ。スローで見てみましょう。


 どうでしょう?柔らかいトラウトロッドをシェイクした時みたいに、ブランクが正弦波のように揺れるのではなく、大きな扇のように揺らしたい…まさにそんな竿ができました。
 こうじゃなくって…
 こんなイメージ。
 前に作った、ティップに糸重りを巻いたバージョン、コレはブランクがファーストテーパーなのもありますが、どっちかというと正弦波的な揺れをしまして、コレを解消したかったんです。
 何にせよ、ようは釣れるかどうか…早く暖かくなって欲しいモンです。