ダイワ ハートランド 741HXHFB-WAO07 No.1 | Mondsichelのブログ

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釣り具全般、自作を目指して!

 バスだけでなく、管釣り、海釣り、ハス釣り、3人乗船時のショートロッド…どれからやろうか、アレをやりたい、コレをやりたいと言っていてもキリがない。
 少なくとも、今の環境では琵琶湖最北、大きいレンタルボートの2人乗船が一番頻度も大きいことから、そこで使う竿を一式仕上げることが先決かな…と思います。
 で、僕の思う琵琶湖最北のロッドシステムですが、ザックリ言うと下の7本が有ればブレないでいられるのではないか、と最近考えがまとまりつつあります。
①ベイト:ビックベイトができるH〜XH
②ベイト:テキサスやスコーンができるMH〜H
③ベイト:巻物や重量系以外のワームリグができるM〜MH
④ベイト:一般的なベイトフィネスより気持ち強いML〜M
⑤スピニング:スラックシェイクで漂わせる系のML
⑥スピニング:掛ける系とライトプラグを扱えるML
⑦スピニング:3インチワームや小さいプラグで遊べるUL
このうち、HL-Z6111MHRBをロングレングス化して③、HL-Z6101MLFS-T浜スピをロングレングス・ベイト化して④、フェンウィック テクナAV TF-70CMLJをロングレングス・スピニング化して制作中の⑤が完成した…と言えます。

 つまり、今まで作った竿で代用したり我慢したりしてますが、自分の理想の感触に対して7本中3本しかまだないわけです。
 ただでさえ、ロッドビルディングに手を出さず、市販の竿に限定しても落ち入る『ロッド地獄』。
 自作に入り出したら、『コレだ』と思って作っても、いざフィールドに行けば『違う…』となるまさに迷宮です。
 が、残り4本のうち『コレで駄目なら仕方ないな』と思えるぐらい構想が固まっている竿から手をつけることにします。
 それがコレ。『ダイワ ハートランド 741HXHFB-WAO07』です。何用かっていうと、完全に①ですね。
 これまで、ジョイクロ 178にはマイクロガイド化したHL-Z741HRB-T、いわゆる『キャロスペ』を使ってきました。
 『ジョイクロ専用』ではなく、スコーンとかワーム系でも使える欲張り仕様って感じで考えればいい竿なんですけどね…実際フィールドに出てみると、案外使いにくい。
 何がって言うと、ジョイクロはそれ用のゴツいスナップを使うんですけどね、キャロとかチャターとかスコーンとかスピナベとかを投げるような比較的シャローに行くと、スナップが余計で結び変える必要がある、でも、ボートで移動して海津とか葛籠に行くと結局スナップを結ぶ必要があるんですよ。
 ビックベイトって昔ほど簡単に釣れないし、ましてや魚影の薄い琵琶湖最北、『わざわざ結び変えても釣れないよね』ってなって、ジョイクロと別のリグを使い分けなくなって、安易にライトリグをチョコっと投げてまた移動…ってスパイラルに落ち入ります。
 要するに、琵琶湖最北でビックベイトで釣りたかったら、『この竿にはジョイクロ178しか付けへんぞ』っていう竿が専用であって、移動しても即スパッと投げられるようにしないと使わなくなっちゃうんですよ。
 『ジョイクロも投げられる竿』ではなく、『ジョイクロを投げる竿』。このベースとなるのは、かつては『ハートランド最強』と言われた『
ダイワ ハートランド 741HXHFB-WAO07』、いわゆる『フライトフリップ』しかないよな…と思ってたんですが、以前格安で中古を見つけた時に買って放置してたモノをいよいよリビルドします。
 ちなみに、フライトフリップのスペックをネットで調べるとこんな感じです。
 ティップ径だけみても、キャロスペの1.8mmに対して1.9mm。わずか0.1mmですが、並べてみるとやはり太さが違います。
 不思議なことに、表記のスペックを見比べると、キャロスペはHL-Z741HRB-Tでレギュラーテーパー。
 対してフライトフリップはHL741HXHFB-WAO07でファーストテーパーです。
 コッチがキャロスペ。
 コッチがフライトフリップ。もっと負荷をかけると違うのかも知れませんが…僕的には、あくまでも2本に限定して比較した場合、ファーストテーパー的な曲がり方をするのはむしろキャロスペで、フライトフリップは…なんていうんですかね、『先まで詰まってる』って感じで、曲げればティップからベリーまで、均一に力を持っている感じで、キャロスペと比較するとむしろレギュラーテーパーじゃないかな、と思います。
 まぁ所詮素人なんで、類似スペックの微妙な違いまではわかりませんが、キャロスペよりもティップの先の先までガチッとムチッとしてるのは確かで、今まで心の中で一抹の不安を持ちながらジョイクロを投げてたのは解消されそうです。
 あとは、ハートランドには珍しいオールダブルフットであるフライトフリップをどうセッティングするか。
 南湖ほどのウィードジャングルとかハードカバーにぶち込んで強引に引きずり出す…ってのは、僕的に琵琶湖最北ではあんまりないんですよね。
 海津や葛籠みたいな急深エリアで掛けた時は、案外障害物が少ないので、比較的引き剥がすよりもロッド全体で負荷をいなすしなやかさの方が好きなんで、多分シングルフット、負荷を分散するためのマイクロガイド&多点ガイドにする気がします。