以前考えていた、カーボンパイプにリールフットを直接テープでとめるリールシート。
上の写真をみてもわかる通り、リールフット底面は、外径よりもブランクに近い位置に収まります。
単純に外径23mmのカーボンパイプにリールフットを当てた場合、浜スピと比べて、ブランク中心とスプール中心は4〜5mm離れます。
たかが4〜5mmと思うことなかれ、スプールの傾斜は約4度らしいですが、それだけチョークガイドの位置がティップ側にズレます。
計算してみると、5mmの場合約71mmスプールから遠のきます。
当然、バットガイドもティップ側になるので、それだけモーメントの関係で先重りがする訳です。
そう思うと、リールフットの底面はブランクに近ければ近いほど良いと思ってます。
この竿はブランクスルーではないと思いますが、リールフット底面とブランクの離隔はグリップのカーボンパイプの厚み分しか離れてないんですよね。
このために作られたリールシートだとすると、秀逸なリールシートだと思います。
カーボンパイプの一部を削って、ゴム板orカーボンプレートで平面を作ってやればいいんとちゃうやろか?
チェックやEVAの内径に合わせて、カーボンパイプの配置を考えれば全てのパーツをラップさせて音鳴りを減らすこともできます。
カーボンパイプを買いまくるのが経済的に厳しい場合は、内側を加工したコルクにすればいいかも知れません。
案外その方が軽量化・高感度かも知れませんね……。