リールシート | Mondsichelのブログ

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釣り具全般、自作を目指して!

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  以前考えていた、カーボンパイプにリールフットを直接テープでとめるリールシート。
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  フット底面のRに沿うパイプ外径が約23mmだった時点でやめました。
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  例えば、冴掛のグリップ外径は約24mm。
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  浜スピの細いところの外径は約23mm。
  上の写真をみてもわかる通り、リールフット底面は、外径よりもブランクに近い位置に収まります。
  単純に外径23mmのカーボンパイプにリールフットを当てた場合、浜スピと比べて、ブランク中心とスプール中心は4〜5mm離れます。
  たかが4〜5mmと思うことなかれ、スプールの傾斜は約4度らしいですが、それだけチョークガイドの位置がティップ側にズレます。
  計算してみると、5mmの場合約71mmスプールから遠のきます。
  当然、バットガイドもティップ側になるので、それだけモーメントの関係で先重りがする訳です。
  そう思うと、リールフットの底面はブランクに近ければ近いほど良いと思ってます。
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  浜スピはリールシートがダイワのオリジナルですが、リールフット底面とカーボンパイプがほぼ同じ高さ。
  この竿はブランクスルーではないと思いますが、リールフット底面とブランクの離隔はグリップのカーボンパイプの厚み分しか離れてないんですよね。
  このために作られたリールシートだとすると、秀逸なリールシートだと思います。
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  で、思いつきました。
  カーボンパイプの一部を削って、ゴム板orカーボンプレートで平面を作ってやればいいんとちゃうやろか?
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  もちろん、全部カーボンにしなくても、一番外のカーボンパイプ以外は短く切ってアーバー形式にしてやれば中空・軽量化、コストダウンになります。
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  一番中心のカーボンパイプだけ貫通させれば、ブランクスルーではないブランクのリビルドにも対応できます。
  チェックやEVAの内径に合わせて、カーボンパイプの配置を考えれば全てのパーツをラップさせて音鳴りを減らすこともできます。

  カーボンパイプを買いまくるのが経済的に厳しい場合は、内側を加工したコルクにすればいいかも知れません。
  案外その方が軽量化・高感度かも知れませんね……。