ホテルをチェックインする前に、伊勢市駅周辺を散策することにしました。
こちらは、伊勢市駅の隣の近鉄「宇治山田駅」です。
茶色のスペイン瓦に、コンコースの高い天井で昭和初期の名建築と評価されているこの駅舎は、国の登録有形文化財です。駅舎を建築した1931年当時、この辺りは「伊勢市」という名称ではなく、「宇治山田市」と称していたことから、駅名も「宇治山田駅」となったそうです。

そこから2㎞ほど離れたところに、「河崎の町並み」があります。
室町時代中ごろに、川のほとりの葦原を埋め立てて作られた伊勢の河崎。川に沿って石段の残る古い町家や商家の蔵など、水運が中心だった江戸時代からの町並みが残っています。




川から石段で建物に入れる当時の造りを見ても、この勢田川の水運を利用し、江戸時代は、お伊勢さんの流行と同時に河崎の蔵や問屋もさぞかし賑わっていただろうと想像することができます。



他にも、川沿いの切妻造りの蔵には雑貨や食品、カフェなどに活用しているお店が建ち並んでいます。すでに夕方5時を過ぎていたので、残念ながらお店には入ることができませんでした。

江戸時代の情緒が感じられます。


ホテルにチェックインした後は、伊勢市駅周辺を散策しました。
夕食は、外宮参道にある「割烹寿司 桂」で、ちょっと奮発をして松坂牛とお寿司をいただきました。

宿泊は、伊勢市駅前にある「三交イン伊勢市駅前〜四季乃湯〜」というオープンしたばかりのビジネスホテルです。
外宮にも近く、参道でのお土産探しにも便利。大浴場があるので、歩き疲れた体も癒されます。朝食も和洋食が用意されていて、コスパも良く、気に入りました。

マップはこちら。
翌日は、「伊勢志摩」のドライブです。(続く)