お伊勢参りのあと、門前町の「おはらい町」を歩きました。
おはらい町の参道は、伊勢神宮に注いでいる五十鈴川沿いに1㎞ほどにわたって形成されています。
この参道沿いには、いずれも伊勢を代表するお土産物や、名物グルメの食事処が揃っていて、見ているだけでも旅の楽しさを感じることができます。

参道には江戸時代の建物が並んでいて、まるで、時代劇のスタジオに迷い込んだような気分です。

最初にいただいたのは、冷たい甘酒。「美味しかったな~」

ちょうど、参道の真ん中ほどに五十鈴川に架かる橋「新橋」があります。

新橋から見た門前町の様子です。


橋を渡り、おはらい町の方向を撮りました。

伊勢の名物と言えば、昔から「赤福」ですね。この建物は当時から続く赤福の本店で、創業は宝永4年だそうです。弥次さん喜多さんもここで食べたのかな。

赤福本店の裏は、五十鈴川に面していて、涼をとりながら、縁台で甘い赤福とお茶をいただくことができます。

私たちは、簾がかかる隣の五十鈴茶屋という茶店で赤福をいただきました。

茶店の奥に通され、硝子越しに庭園を見ながら、身体を休めることができました。


伊勢神宮では1日2回、神々へ朝晩の食事が供えられています。これを「 日 ひ 別 ごと 朝夕 あさゆう 大御饌 おおみけ 祭 さい 」と呼び、大御神に供える大御饌は、ご飯・水・鯛・昆布・鰹節・野菜などがあり、専用の土器には酒が供えられます。白鷹は、この神宮御料酒に大正13年(1924年)に選定され、90年以上にわたり1日も休むことなく神宮の神々に供えられています。
写真のお店は、おはらい町にある立ち飲み専門の日本酒バーです。

おはらい町をさらに進みます。

こちらにもオシャレなオープンスペースが広がっています。両側にはカフェがあります。

右側のカフェは、その名も「五十鈴川カフェ」。

オープンスペースから軒下をくぐり、石段を降りると、五十鈴川に出ることができます。

五十鈴川の川上では、透き通った川に足を入れて、遊ぶ子ども達の姿もみることができました。
