河津七滝を見た後、さらに下田街道を走り、天城越え(新天城トンネル)し、「浄蓮の滝」に向かうことにしました。

ここでも「伊豆の踊り子」と遭遇します。

伊豆の踊り子の石像の横にある階段を降りて行くと、今や、演歌の女王の風格さえ漂う石川さゆりさんのヒット曲「♩天城〜越〜え〜」のプレートがあります。

そこから見える「浄蓮の滝」は、豊富な水量を豪快に叩きつけることによって、水蒸気となった水しぶきは周りの暑気を和らげてくれています。

今回の目的は「渓流づり」です。管理釣り場ですが、自然の渓流でニジマスやアマゴを釣る醍醐味はなんとも言えません。中央の緑はワサビ田です。

ここで、利用料金を払います。家族には釣りをしない者もいるので、男衆で30分一本勝負です。
餌はイクラ、竹竿に巻き付いた仕掛けを解き、餌を付けて流れの淀む岩陰に誘います。

さすがにお盆休みとあって、大賑わいです。

みんな真剣な眼差しですね。
30分でニジマスなど3匹まで持ち帰れるというルールです。
受付に戻ると、釣ったニジマスは、お店の方が一匹づつ、さばいて、塩を振ってお土産にしてくれます。もちろん、夕食のバーべキューに花を添えます。

帰りがけに、道の駅「天城越え」に寄りました。
ここでは、名物の「わさび」を買いました。

この道の駅「天城越え」の中にある「昭和の森会館」には、「伊豆近代文学博物館」が入っています。

文学博物館には、伊豆に関係ある作家120名の資料原稿など展示されています。
特に川端康成・井上靖に関して詳しく、「伊豆の踊子」の肉筆原稿・井上靖の生原稿など、伊豆にゆかりの文学作品や作家の資料などを見ることができます。

今回訪ねた観光スポットはこちらです。
(完)