北鎌倉の明月院で花菖蒲と紫陽花を見た後、再び横須賀線に乗り、鎌倉駅へ。そこから御成町の商店街を抜け、由比ヶ浜駅から江ノ電で江ノ島に向かいました。
先月、江ノ島から北鎌倉まで歩いた時に、望遠で江ノ島から片瀬方面を撮った写真です。
新緑の片瀬山の懐に抱かれるように立つ「龍口寺の五重の塔」が見えます。直に訪ねて見ることにしました。
江ノ島駅から、歩いて5分ほどの場所に五重の塔の「龍口寺」はあります。
その後、日蓮の弟子の日法がこの地を「龍ノ口法難霊蹟」としたのが龍口寺の始まりとされています。
龍口寺の裏側に「常立寺」があります。(以前、ご紹介させていただきました)
常立寺は、瀧ノ口の刑場(龍口寺)で処刑された刑死者を弔うために建てられたお寺です。
2度にわたる蒙古軍の元寇(台風により攻撃は失敗)の後、蒙古の国使5人が日本に降伏を要求して鎌倉に来訪してきましたが、時の執権、北条時宗は、瀧ノ口の刑場(龍口寺)で5人を斬首し、遺体をこの常立寺に埋葬しました。今でも、白鵬などモンゴル力士たちが御参りに来られているそうです。(再掲)
この日に訪ねた場所をマップ化しました。