前回は、弁天橋駅を起点に「末広ファクトリーパーク」内にある国内唯一のレコード製造メーカー「東洋化成(株)」をご案内しました。
今回は、そこから足を伸ばし、南端の岸壁まで行ってみることにします。
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この敷地内には理化学研究所横浜研究所と横浜市立大学鶴見キャンパスがあります。理化学研究所と横浜市立大学とが連携協定を結び研究を行なっています。
また、連携大学院の大学院生は、主に理研横浜研究所に通って、世界最先端の研究環境で教育・研究指導を受けながら、修士論文・博士論文を仕上げ、所属大学院の学位を取得することができるような制度となっているので他大学の院生も随分通っています。
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しばらく歩くと、ごみ焼却場「横浜市鶴見資源化センター」の白い煙突が見えてきます
センターで分別収集したごみを焼却し、その余熱を隣にある「横浜市高齢者保養研修施設(ふれーゆ)」の室内温水プールや大浴場に利用しています。
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横浜市高齢者保養研修施設(ふれーゆ)は、一見、一流ホテルのような豪華さがあります。
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バブル景気の時に建てたのでしょう、ゆったりとした造りになっています。フロントの前では、水着やトレーニングウェアなどが販売されていました。平日の午前中とあって、あまり人影がありません。
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廊下の突き当たりに展示温室があります。ここでも、ごみの焼却による余熱を利用しています。
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展示温室の中の様子です。
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カリアンドラの仲間
この仲間は、主に熱帯・亜熱帯アメリカに約120種知られています。
ベニゴウガン、アカバナブラッシマメなどの種類があり、花はネムノキに似て長いおしべが赤、桃、白色などに色づきます。  
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こちらは、熱帯に美しく咲くブーゲンビリア。
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こちらは、白いブーゲンビリア。
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コエビソウ
エビの姿に似ることが和名の由来。その間から白い筒状花が出ています。
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コダチヤハズカズラ(キツネノマゴ科)
熱帯西アフリカ原産です。つる性とはならず、低木で、花は濃青紫色、額は小さく長さ約3ミリです。
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展示温室を出ると、横浜港の岸壁が広がっています。遠くに見える橋は「つばさ橋」です。
この岸壁は、無料で釣りを楽しむことができます。私もこの完璧でよく「サヨリ」を釣って楽しんでいました。
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入江の向こう岸に東芝本工場が見えます。次回ご紹介する鶴見線「海芝浦駅」はこの辺りです。
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つばさ橋は羽田と横浜を結ぶ首都高速道路です。橋脚付近ではイシモチやスズキがよく釣れます。若い頃は、友人のフィッシングボートで夜釣りを楽しんでいました。
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次回は鶴見線「浅野駅」「海芝浦駅」をご案内します。
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