臭いタイトルですが、初春の京都を巡る旅をご案内します。京都は一昨年、東海道を歩いたとき以来です。
初日は、お昼頃から、あいにくの雨となりました。こういうときは、博物館に限りますね。
最初に昨年の4月にオープンした「京都鉄道博物館」に来ました。
京都鉄道博物館は、2014年閉館の大阪市港区にあった「交通科学博物館」から車両などの収蔵資料を移設し、以前の「梅小路蒸気機関車館」を拡大リニューアルした体験型の博物館で、展示されている車両は53両、国内最大規模となっています。
土日だと、1日に6千人の来館があり、早くも、オープンから8ヶ月で100万人に到達したそうです。今日は、平日なのでゆっくりと見ることができました。
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エントランスを抜けると、駅をイメージした「プロムナード」があります。0系新幹線などが出迎えます。車内や運転席も見学することができます。
また、ブルートレインの食堂車はレストランになっていて、懐かしい駅弁も販売されています。
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ここから、本館1階の展示となります。JR西日本を代表する車両が並んでいます。
左から、流線型フォルムの新幹線「500系」、3段寝台電車「581系」、ボンネット型と呼ばれた特急「489系」。
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これは、国産初の量産型機関車「233型」で、最近、国の重要文化財に指定されたそうです。
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鉄道車両の仕組みをあらゆる角度から知ることができるようになっています。
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機関車の下を歩き、下から覗いて通り抜けることができます。
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高度経済成長とともに走り続けて来た電車たち。
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蒸気機関車の動力の仕組みをわかりやすく紹介していました。
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長いエスカレーターで2階へ。壁面には所狭しと往年の機関車たちのプレートが飾られていました。
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2階から見下ろした1階展示室の様子。
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2階も広大な展示・体験コーナーがあります。こちらは、懐かしい駅改札ですね。
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こちらは、現在の駅の自動改札の様子。
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巨大鉄道ジオラマは学校の教室で2教室分くらいあるでしょうか。ずっと見ていても飽きないですよ。
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大人も真剣に操作しているシュミレータ。
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在来線と新幹線の運転を実際の運転士訓練さながらに体験できる運転シュミレータ。ここが一番人気でした。
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小雨の降る中、野外展示に向かいました。これは扇型車庫と転車台。国の重要文化財に指定されています。ここには、蒸気機関車が20台保存展示されています。
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現役さながらに蒸気機関車たちが勢揃いしています。
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D51の第1号車です。
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子供達に人気なのは、SL乗車体験です。往復1キロのコースを10分かけて走ります。
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ちょうど、出発するところでした。大きな汽笛を鳴らして出発です。
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野外展望デッキからは、JR京都駅、嵯峨野線、東海道新幹線に面していて、走り抜けるところを間近で見ることができます。遠くに東寺の五重塔が見えます。
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見学を終えて出口に向かいます。この建物は、日本最古級の木造駅舎と言われていた「旧二条城駅舎」です。駅舎の中には、ミュージアムショップがあります。
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車両型の靴下が可愛いです。
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「旧二条城駅舎」を後に、次は、「二条城」に行ってみたいと思います。
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この京都鉄道博物館は広大な梅小路公園の中にあって、新しくできた京都水族館と隣接しています。
京都駅から鉄道博物館まで徒歩で20分ほどかかりますが、2019年には近くに新駅が誕生します。現在、工事中でした。
京都鉄道博物館のホームページはこちらです。