昨日、ようやく晴れ間が見えたので、横浜の大桟橋に停泊している海王丸を見に行きました。久しぶりの日曜日の晴天ということもあって、山下公園周辺の駐車場は満車状態です。やっとの思いで貿易センタービルの駐車場に入れ、早歩きで大桟橋へ。海王丸の美しさに暫し見とれていました。碇泊中は、4つの帆は下しているようです。
海王丸を眼の前にして、カメラを構え色々なアングルを試し、良し決まったと思ってシャッターに触れた瞬間、「カメラにSDカードが入っていません」の文字が。・・・これで2回目。仕方なく、スマホで撮った写真がこちらです。
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海王丸は、日本の航海練習船で大型練習帆船です。写真は海王丸Ⅱ世です。
初代海王丸は現役を引退して、初代海王丸は、昭和2年(1930年)に進水して、「海の貴婦人」として親しまれ、平成元年(1989年)に引退しました。大戦中は、船体を灰色に塗り替えられ、石炭の輸送船として働いていたそうです。今は富山県射水市海王町にある公園「海王丸パーク」に係留され展示施設として公開されています。旧富山商船高等専門学校が近くにあることからこの場所に決まったようです。ちなみに姉妹船に「日本丸」があります。
また、映画「八十日間世界一周」の中で一瞬、初代「海王丸」が出てくるそうです。
帆を張った写真はこちら。(お借りしています)
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この船首像は、東京芸術大学の西大由教授によって製作されたものです。船首像は、横笛を吹く女性の「紺青」を表したものだそうです。美しいですね。
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この海王丸Ⅱ世は、今日(10月3日)の午後2時に横浜港を出港する予定です。「海の貴婦人」さんとは、また、次回お会いすることにいたしましょう。おしまい。