日本のふるさと探訪!日本民家園の紹介の最終回です。
この建物は川崎市麻生区の東光院境内にあったもので、養蚕(ようさん)の神「蚕影山大権現(こかげさんだいごんげん)」を祭った宮殿(くうでん)と、その覆堂(さやどう)から成っています。
舞台装置としては、直径三間(5.4m)の回り舞台、スッポン(せり上がり)のある花道、高所作業用の簀子(すのこ)等、歌舞伎芝居のために必要なものはほとんど備えています。
年に一度、国指定重要文化財の古民家で行う人形浄瑠璃の公演があります。今年は9月18日に公演が予定されています。間もなくですね。今回の演目は「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」です。
建物の前には、観客席があります。約200人ほどの収容が可能のようです。
日本民家園の中には、伝統工芸館という施設が入っています。伝統的な藍染めを手軽に体験できる施設で、日本民家園の西門も兼ねています。川崎市の紺屋の技術を継ぎ、8基の「藍がめ」を管理して、藍染め体験、ミニ展示、講座などを行っています。
伝統工芸館の内部の様子です。
体験して作成した藍染めです。お土産も置かれています。
伝統工芸館を出て、階段を下りる途中に、民家園を見渡せる場所があります。
園内の地図です。全部見学するとなると半日ほどみていた方がよさそうです。
歩き疲れたら、山下家住宅にあるお蕎麦屋さんで休憩するのもよいかもしれません。
この建物は、菅原家住宅です。湯殿山麓の田麦俣(たむぎまた)集落やその周辺には、ハッポウ造と呼ばれる独特の民家が分布しています。養蚕のために二層三層をつくり、屋根に高窓(ハッポウ)を設けて採光の工夫をしたその姿は、非常に特徴的です。
菅原家住宅を見学する中学生。
この住宅は、民家としては神奈川県で最初に国の重要文化財に指定されたもので、この家の保存運動をきっかけに誕生したのが日本民家園です。

菅原家住宅を見学する中学生。

この住宅は、民家としては神奈川県で最初に国の重要文化財に指定されたもので、この家の保存運動をきっかけに誕生したのが日本民家園です。

この建物は川崎市麻生区の東光院境内にあったもので、養蚕(ようさん)の神「蚕影山大権現(こかげさんだいごんげん)」を祭った宮殿(くうでん)と、その覆堂(さやどう)から成っています。


この舞台は、もと志摩半島の漁村の神社境内にありました。建てられたのは江戸時代末期の安政四年(1857年)です。屋根は正面が入母屋造、大棟(おおむね)には凝った鬼瓦を配しています。これに対し背面は切妻造で、鬼瓦も小さく単純です。こうした外観は、正面性を重視する舞台建築の性格をよくあらわしています。国の重要有形民俗文化財に指定されています。
鬼瓦や軒先瓦につく「若」の字は、舞台建築に若者組という伝統的青年組織が関わったことを記念するものです。

舞台装置としては、直径三間(5.4m)の回り舞台、スッポン(せり上がり)のある花道、高所作業用の簀子(すのこ)等、歌舞伎芝居のために必要なものはほとんど備えています。

年に一度、国指定重要文化財の古民家で行う人形浄瑠璃の公演があります。今年は9月18日に公演が予定されています。間もなくですね。今回の演目は「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」です。

建物の前には、観客席があります。約200人ほどの収容が可能のようです。

日本民家園の中には、伝統工芸館という施設が入っています。伝統的な藍染めを手軽に体験できる施設で、日本民家園の西門も兼ねています。川崎市の紺屋の技術を継ぎ、8基の「藍がめ」を管理して、藍染め体験、ミニ展示、講座などを行っています。

伝統工芸館の内部の様子です。

体験して作成した藍染めです。お土産も置かれています。

伝統工芸館を出て、階段を下りる途中に、民家園を見渡せる場所があります。

園内の地図です。全部見学するとなると半日ほどみていた方がよさそうです。

私もいただきましたが、素朴でとても美味しいお蕎麦でした。
アクセスです。これから秋の紅葉の時期が良いかもしれませんね。
おしまい

