木村文乃のJR東日本「行くぜ、東北。」のポスターに誘われて、7月28日から31日にかけ、青春18切符でぶらり一人旅に。最初に降りたのは、仙台駅です。

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仙台駅の改札口を抜けると、七夕飾りが出迎えてくれました。そういえば、もう直ぐ、仙台の七夕ですね。


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先ずは、仙台城址(
青葉城跡)に。地下鉄東西線に乗り換え、国際センター駅から徒歩10分ほどで仙台城址に着きます。道を挟んで両側にある石垣は、中門の跡です。

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しばらく歩くと、本丸北壁の巨大な石垣が現れます。梅雨明けの日差しが本当に眩しいです。


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仙台城は、
伊達62万石の居城。標高約115m、東と南を断崖が固める天然の要害に築かれた城は、将軍家康の警戒を避けるために、 あえて天守閣は設けなかったといわれています。残念ながら、今では城は消失し、石垣が往時をしのばせます。仙台城址のシンボルは何と言っても、「政宗公騎馬像」です。
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太陽が西に傾くとこんな感じになります。

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城址からは、仙台の街が一望できます。

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確かに杜の都という感じがしてますね。

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仙台城本丸は、東西243m?、南北265m?の広さがあり、全国的にも最大級の規模だったようです。二代藩主忠宗が、二の丸を造営すると、行政の中心は、二の丸に移り、本丸は、藩の重要な儀式に使われるだけになりました。

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東日本大震災では、本丸石垣などが崩落したり、変形して崩れかかる被害がありました。石垣は、作られた時期が不明でしたが、震災により崩落した中からは、近代のものが入っていないことから、江戸時代から残るものだということが分かったそうです。

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周囲には仙台ゆかりの土井晩翠の文学碑がありました。土井晩翠は、滝廉太郎が作曲した「荒城の月」の作詞をした方です。

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青葉城資料展示館の入口付近に、なんと「クマ出没ご注意ください」の張り紙があるではありませんか。最近では、7月4日朝に現れたそうです。小さな文字で「政令指定都市にも出ますよ」とのコメントもありました。

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三の丸には、仙台市博物館があります。敷地内には、伊達家ゆかりの茶室「残月亭」が移築保存されていて、市指定文化財に指定されています。

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また、魯迅の碑と胸像があります。
中国の文豪魯迅は、1904年から1906年の間、東北大学医学部の前身の仙台医学専門学校で学んでいました。しかし、故国の危機に心を痛め、民族の魂を救うため文学を志すようになります。その転機と言える地が仙台だったことから碑が建てられているそうです。
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青葉城恋歌の「広瀬川」です。

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詩人、英文学者として有名な土井晩翠の旧邸跡。晩翠は第二高等学校(現在の東北大学教養学部)教授を退官して、晩年までここで過ごしました。青葉通に面した入口には、「天地有情」と刻まれた自然石が立っています。

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青葉通りを進むと仙台駅に着きます。今日は、仙台駅前のビジネスホテルに泊まることにします。

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続く