訪ねて楽しい大山街道の2回目です。道玄坂上から再び国道246号線(玉川通り)に合流し、「大坂」を下ります。
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大坂を下り切った所に、氷川神社があります。安土桃山時代に建てられたとされています。

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神社の石段下には、「大山道」の道標が建てられています。

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新緑に囲まれた目黒川を渡ります。春は桜並木が見事です。

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池尻大橋駅を過ぎた所で旧街道に入ります。住宅街の中に池尻稲荷神社があります。 門前に真新しい「旧大山道」の道標があります。

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池尻稲荷神社は、江戸時代初期に建てられ、子育てのお稲荷様として信仰されてきました。
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この場所は、江戸時代、三軒の茶屋があったことから三軒茶屋の地名が残されています。大山詣でをする旅人は、ここでお茶と甘味を楽しんでいたのでしょう。三軒茶屋の三叉路に「大山道」の道標が建てられています。逆光になってしまい少し見えにくいですね。
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ここで、大山街道は上町線と新町線の二手に分かれます。新町線から旧道に入ると善養院があります。このお寺は、豪徳寺の末寺で元和2年(1616年)に創建されたと伝わっています。ウィキペディアによると、この寺院には、古狸と和尚が意地を張り合う「善養院のちんちろりん」という昔話が伝わっています。
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桜新町駅の近くに桜神社があります。
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桜新町のアイドルです。
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用賀駅近くの商店街に面して真福寺があります。室町時代末期、北条氏の家来が建てたと言われています。
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延命地蔵は、安永6年(1777年)、無縁仏の供養のため建てられました。旅人の安全を守る願いが込められています。ここで、再び二手に道は分かれます。
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瀬田にある行善寺からは、多摩川の景色が良く、玉川八景として、版画に描かれています。
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多摩川の渡し場近くのせせらぎ。
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二子玉川駅近くには、兵庫島公園があります。都会の中の憩いの場になっています。
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続く