今日から、大山街道を歩きます。
川崎市大山街道ふるさと館が発行した「訪ねて楽しい大山街道」をガイドに歩くことにします。

スタート地点は、赤坂御門です。寛永13年(1636年)に石垣が作られ、常に3人の見張り番がいて、赤坂見附と呼ばれていました。

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主に国道246号線(青山通り)沿いを歩きます。

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赤坂御門の近くに弁慶濠があります。弁慶橋を渡ると、大久保利通が暗殺された紀尾井町の清水谷公園があります。

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最初のポイントは、豊川稲荷です。お稲荷さんの願掛けは、盗難除けだったそうです。6月1日に縁日が開かれます。

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本堂のまわりには、七福神も祀られています。


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昔は、急な坂で、荷を運ぶ牛が鳴くほどだった所から牛鳴坂と呼ばれていました。


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しばらく歩くと、高橋是清記念公園があります。昭和11年(1936年)2月26日に起きた2・26事件で犠牲となった高橋是清の私邸を都に提供したものです。


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公園は、お庭が残されていて、サラリーマンのちょっとしたオアシスになっていました。


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神宮外苑のイチョウ並木です。


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梅窓院の門前にある竹林が美しい。


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門前の竹林の中に可愛らしいお地蔵さんがいます。


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青山通りには、ブルックスブラザーズが似合いますね。


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家康は、長野善光寺の仏像の分身を江戸に創建しました。

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善光寺の境内には、高野長英の碑が建てられています。

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青山スパイラルのビルの正面に「高野長英先生隠れ家」の碑が建てられています。

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蘭学者の高野長英は、天保9年(1838)には「戊戌(ぼじゅつ)夢物語」を書き、幕府の異国船打ち払い策を批判します。

そして、弾圧事件「蛮社(ばんしゃ)の獄」で、永牢(えいろう)の判決を受け、小伝馬町牢屋敷に入牢します。脱獄の末、諸国を渡り、宇和島でしばらく平穏な生活を送りますが、危険を察知し、江戸に戻ります。青山の隠れ家で生活していましたが、幕府に察知され、長英は自殺しました。詳しくは、吉村昭の「長英逃亡」をご覧ください。


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お昼は、道玄坂にある「はしばやん」で本格の長崎ちゃんぽんをいただきました。

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癖になる味です。

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道玄坂を上り詰めた所に、道玄坂の碑が建てられています。

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続く