今日は、開花し始めた桜を楽しみながら、布田五宿から八王子宿を目指します。
京王線の調布駅を降り、最初に訪れたのは西光寺です。山門の網越しに見える仁王像は、調布市の重要文化財に指定されています。

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門の脇には新選組組長近藤勇坐像があります。近藤勇はこの上石原で生まれました。


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西光寺は、徳川家光より御朱印地を賜った御朱印寺です。


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飛田給薬師堂の境内には行人塚があります。仙台藩典医の松前意仙がこの地で石像瑠璃光院薬師如来立像を彫り上げ、墓穴を掘り自ら入定し成仏したとされています。

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この日は、まだ薬師堂が開けられていなかったので、安置されている石像を拝むことができませんでした。

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聖武天皇(724~49)の時代に一国一社の八幡宮として創建された武蔵国府八幡宮です。

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府中宿に入ると、地元が拠点となっているプロサッカーチームFC東京の紅いフラッグが至る所でたなびいています。そして、府中宿と言えば、くらやみ祭で有名な武蔵國の鎮守、大國魂神社があります。

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門を入ると、開花し始めた枝垂れ桜が目に入ります。

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大國魂神社の本殿

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本殿には東京の地酒9本が供えられていました。不謹慎にもついつい目と心が釘付けにされてしまいました。中でも、石川酒造の多満自慢は懐かしいお酒です。

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大國魂神社に面した通りには、ケヤキ並木があります。これは1062年に源頼義・義家父子が奥州安倍一族を平定したことに因んで寄進されたものです。

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中久本店は1860年の創業です。隣りに問屋場跡があります。

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甲州街道と鎌倉街道の交差する所から札の辻と呼ばれ、高札場が設けられていました。この高札場は、当時のまま現存しているものです。

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曹洞宗龍門山  高安寺。

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境内には、鎌倉入りを許されなかった源義経のために、弁慶が赦免祈願と大般若経をしたためた弁慶硯の井があります。

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分倍河原駅ロータリーには、新田義貞像があります。像は、鎌倉幕府の倒幕を目指して鎌倉方面の南を向いています。

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内藤家の冠木門は府中宿矢島本陣の表門を移築したものです。

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本宿交番前脇にある秋葉大権現常夜灯。

度重なる火災が起きたことから、防火の目的から建てられています。

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熊野神社は旧本宿村の鎮守。社殿の裏には国史跡の上円下方墳があります。

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谷保天満宮は湯島天神、亀戸天神と並び関東三天神の一つです。

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境内には放し飼いの鶏が群れています。堂々としていて、少し怖いです。

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谷保天満宮は、交通安全祈願の発祥地でもあるので、私は、甲州街道の旅の安全とついでに学業成就の祈願をしました。

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また、谷保天満宮は、今、急増中の御朱印ガールの火付け役で、しかも、彼女らの間では、可愛い御朱印手帳があるパワースポットとしても有名らしいのです。(続く)