三条大橋まで歩き終えて、紅葉の京都を歩く番外編です。旅館唐橋は一泊朝食付き7000円。料理旅館が売りだけあって豪華な朝食です。
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翌日は、土砂降りの雨となりました。昨日、無理をして三条大橋まで50キロ歩き通して正解でした。
ここは、旅館の最寄り駅、京阪石山線の唐橋前駅です。

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この写真は、御影堂。弘法大師の宿泊施設でもあり、大師堂とも言われ、国宝となっています。司馬遼太郎が京都で人と待ち合わせをする時に決まって指定していた場所と紹介されています。司馬さんにとって最も京都を代表する場所なのでしょう。
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大日如来などの国宝がある金堂
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五重塔。
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帰りは、京都駅前からウィラーの高速バスで家路に向かうことにします。
椅子は、4人掛けでしたが、各座席にテレビが付き、退屈さが幾分か紛れます。8時間と長距離のバス旅行は、東海道の旅の思い出を振り返る機会にもなりました。横浜駅まで料金は6000円です。

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司馬遼太郎「街道をゆく」から東海道53次の一節を紹介して、今回の東海道旅紀行を終えたいと思います。お付き合いいただきありがとうございました。

古い街道には、いにしえ人の気配があります。その曲がりくねった道筋に歴史があります。

あるときは戦の道となって人馬どよめき、あるときは、参宮の道となって賑やかな歌声に包まれたであろうこの道。
東海道は遠い昔にその役割を終え、今や暮らしの道として、風景の中にのびています。